ひらめ日記

2007/03/10(土)18:46

上司の秘密

お仕事・就職活動(72)

上司のオフィスで話をしていたら、ドアをノックする人が。 ミーティングが始まるので誰かが呼びに来たのかな?と思ったら、ドイツ語の先生とのこと。 ドイツ語の個人レッスンを受け始めたのだそうです。 上司の家族がもうすぐ日本から引っ越してくるので、生活に最低限必要なドイツ語を習っているのだろうと思ったら、仕事のためだと言うではないですか。 理由は、ヨーロッパでの売り上げの半分ほどがドイツでの売り上げなので、ドイツ人の技術者に直接色々話を聞きたいから。 現場で実際に働いている技術者には英語が話せない人も沢山いるので、そのためにドイツ語を習い始めたのだそうです。 これには正直、驚きました。 我が社は日系企業なので、従業員のほとんどが英語を話します。 本社や他の国の販社とのやり取りが頻繁にあるので、英語が話せないと仕事にならないのです。 ドイツにある会社とはいえ、英語さえできれば仕事に支障はありません。 実際、日本からの出向社員の中には、英語すらおぼつかない人も結構いたりするのです。 私の上司は出張も多いし、いつも仕事を沢山抱えていて、非常に忙しい人。 会社では英語だけで事足りるのに、しかも数年後にはまた日本へ戻られるのに、わざわざ時間を割いてドイツ語を習おうというその志に感動しました。 やはり人の上に立つ人は違うのですね。 私も見習わなくっちゃ!

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