カテゴリ:八丈島の海
本日は1週間ぶりの水換え。
全量の3分の1程度ですが、前回同様、 バケツ1杯(約5リットル)分だけは近くの海で調達。 こうやって、元棲んでいた海水を入れてあげることがどれだけの効果になるかは不明ですが、 せめてもの親心(?)で。 さて、先日子供がタイドプールで捕獲したウニですが、 どうやらガラス面の藻を食べてくれているようです。 実際、ウニが動いたポイントは藻がなくなっています。 まさに自動掃除機! ウニと前後して仲間に加わった仲間たち。 ニシキベラ。 タイドプールでもたくさん見かけるので、何度も網を振り回したのですが、 すばしこいのでまったく歯が立ちません。 こんな浅瀬にも、かなり魚が泳いでいます。 それで、海水浴客も引いた夕刻のタイドプールに糸を垂れると、 魚肉ソーセージでかかってきました。 ミナミハコフグだと思われるこの個体は、 タイドプールの底でうろうろしていたものを、 上方から網で捕獲。 同じ時、キタマクラも捕獲したのですが、 こちらはバケツに入れている間に急速に弱り、 海に返した時には死んでしまっていました。 ハコフグには、内臓とは別の毒があり、 食べられそうになるとそれを放出するのだとか。 だから混泳は避けたほうがよいというコメントがあちこちのサイトにありますが、 まあ、そうなった時はそれで仕方なし。 そして、やはりタイドプールに魚肉ソーセージで釣り上げたカゴカキダイ。 チョウチョウウオの仲間だそうで、これも潜るとたくさんみられます。 先輩のオヤビッチャが縦縞なら、カゴカキダイは横縞。 この2匹、というか2種類、 どちらも縄張り意識が強いのか、 水槽の中で、常に追っかけっこをしています。 ちなみにカゴカイダイを漢字で書くと「駕籠舁鯛」だそうで、 オデコ(?)の盛り上がり具合が、 江戸時代の「駕籠かき」の筋肉隆々の肩に似ているからだとか。 一方のオヤビッチャ、これは「親美姫」という当て字で、 その出自は諸説あるとのこと。 こうやって新しい仲間がどんどん増えている我が家の水槽ですが、 反対に、先日網で捕獲した2尾の稚魚。 2日目に1尾減り、昨日、残った1尾もいなくなりました。 死体はないので、ほかの魚に食べられた可能性が高いのですが、 水槽内で肉食というと、一番おとなしいイソカサゴしかいません。 いつもは岩陰でじっとしていますが、 おそらく夜行性で、ほかの魚が寝静まった頃に動き出すんでしょう。 ということで、最重要容疑者は、コイツだ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年09月08日 17時24分59秒
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