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上海発!夫婦でチャレンジ上海ビジネス! 

上海発!夫婦でチャレンジ上海ビジネス! 

東方欣康カルチャーサロン 通信  創刊号

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東方欣康カルチャーサロン 通信  創刊号   2005年4月13日
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                  発行元 カルチャーサロン事務局
ありがとうございます。
東方欣康カルチャーサロン 通信 創刊号をお送りします。

(目次)      
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●東方欣康カルチャーサロンの動向をお伝えします。
●第2回 オフショアー開発セミナーの参加者の感想 
●次に考えていること・・・
●編集後記
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上海は、厳しい冬も終わり、花が咲くころとなりました
日頃のご支援、ご協力ありがとうございます。

わたしども
東方欣康 カルチャーサロンでは、
中国と日本の両国間において、
お互いの精神面の交流をより深きものにしていこう、
という創設の目的があります。

上海において、必要とされる日本人と日本企業になるために、どうあるべきか?
中国において日本人と日本企業が、どのような価値と存在する理由があるのか?

を鮮明にしていくというテーマに、
果敢に挑みたいと思っております。

今後ともよろしくご指導のほどお願いします。

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●第2回 オフショアー開発 セミナー 開催される
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4月7日日本で唯一のオフショアー開発コンサルティングの幸地司さんを
講師に、2月3日の第1回につづいて、第2回目が開催されました。
場所は、静安寺近く 華山路 留学生会館にて、行われました。

『すぐれたプロジェクトマネージャーとは・・・』
をテーマに、参加者への質問、集団討議、発表会というやり方で、
行われました。

質問項目が多く、意見が出されていく中で、
すぐれたプロジェクトマネージャーとは・・ 
が、鮮明になり、考える手がかりが、生まれました。

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●参加者の感想・・・
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Mさんから・・・

セミナー開催、大変お疲れ様でした。

セミナーの感想を述べさせていただきます。
幸地さんのプロフィール紹介、プレゼンは、二回目参加の人には
調度良く、一回目参加の方にはちょっと短め、といった感じがします。
(自分は二回目の参加なので、調度良く感じました)

自分は、立場の異なる方の多くの意見を直に聞くことを目的に
参加しています。
今回のセミナーは、前回よりもディスカッションの時間、テーマが
多かった点がよかったです。
より様々な立場の方が参加されますと、議論の幅が広がって、
より有意義なセミナーになると思います。

最後になりますが、山崎パンのサンドイッチが美味しく、量も適当でした。
今後ともどうぞ宜しくお願いします。

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Tさんから・・・

カルチャーの運営お疲れ様でした。

オフショアについてはほとんど知識のない状態でしたが、
専門分野の知識および問題点を知ることが出来ましたので、
大変有意義な時間を過ごせたと思っております。
もちろん皆様にお会いできたことも含めてです。

今回のカルチャースクールでは、
特に中国人の方が日本の会社についてよく理解されているようで、
その点が一番驚かせれました。
現状発注側である日本の会社にとって良いことなのでしょうが、
中国の経済がもっと伸び、先進国レベルに近づいた時は
日本ももっと中国について理解しておかないと
あっという間に置いていかれるのではないかという
ある種脅威を感じるものでもありました。

取り上げられていた内容は、どの分野にも共通する問題点が多かったようですの
で、今回はオフショアという専門的なセミナーとして開かれておりましたが、
中国で仕事をされている方全体を対象とするセミナーでも良いかもしれないと
参加している時は思いましたが、

再度考えてみると、範囲が広すぎて的が絞れてこない
ということも考えられますので、
今回開かれたように専門的分野に的を絞ったほうが他のセミナーと差別化
しやすくよいのではないとかと思っております。

専門分野の知識も得られ、その業界の方にもお会いできますので、
今の形式の方が私個人にとっても意味のあるものになりそうです。

今後のテーマですが、
サービスに関するテーマでも面白いと思いました。
他にも分野が増えていくと面白いでしょうね。

初めてグループ討議形式のセミナーに参加しましたので、
これもとてもよい経験となりました。

東方欣康カルチャー様が
これからもますますご発展されることをお祈りいたします。

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Kさんから

ごくろうさまです
セミナーの感想ですが、

他のオフショア開発をしている担当者の意見を聞き、
悩んでいるところは同じなのだと感じました。
日本式の開発方法の中でみないろいろと苦労されているようです。

「コスト、品質、納期」、逃げないPM、責任と約束、リーダーシップ 、
コミュニケーション力 等
PMとして当たり前の事なのであるが、
最近目先の事ばかり考えていて忘れてしまいがちでした。
改めてPMの役割を再認識しました。
要するに「コスト、品質、納期」を守るために死に物狂いで頑張らなければいけないで
す。。。
(自分に欠けていました)

が、自分一人が頑張っても限界があるので、
現地メンバーに作業分担していかなければ、いけないのですが、
中国は労働の流動性が高く、キーマンが抜けてしまうケースが多いです。
日本式の開発方法ではなく、
中国式の開発方法、人材育成方法、人材の確保、人材の流出を防ぐ方法などを
意見交換をしたいです。

以前のセミナーとと比較すると少し中国よりになってきたのですが、
まだ日本よりの考えのように思いました。
現地よりの 中国側の視点からより深く考えていきたいです。

現地側(中国人)向けのコミュニケーション方法やリーダーシップの取り方
人材育成 等 についてより深く知りたいと思います。

今回のセミナーもまだ少し消化不良というか
もやが残ったままで何か物足りなさを感じました。
この もやもやは何なのでしょうか???
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Lさんから

いい出会いが作ってくれまして、
ありがとうございました。

97年から日本で会社経営始まりまして、
苦労ばかりして、いろいろ教訓だけは
忘れない、皆さんにも共有したいです。

一部会社案内を添付します、
よろしくお願いします。

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●ここで
「オフショア開発プロジェクトマネージャーに求められるビジネススキルについて」
参加者のみなさんから自由に書き込んでいただいた意見をご紹介します。

・・・
日本側と中国側を結びつけるためのコミュニケーション力が必要。
中国側開発者のモチベーションを高める。国内での開発と違い。
言語力による違いが大きい。 
問題が発生した場合の対応語力"(Kさん)

・・・
1.中国語能力は必要
2.コミュニケーション能力(How toではない)
  育成の勉強力がもっと必要
  プロジェクトが終わっても、人間関係が継続できますか?"(Yさん)

・・・
「思いやり」・・相手の気持ち、立場など理解しあう
目的、コミュニケーションを皆で共有できること(させること)
「プライベート」、「仕事」のぎりぎりライン(Hさん)

・・・
何が本当に大切かを判断できて、チームをその方向に
もって行くことができるリーダー。(Nさん)

・・・
部下の幸せを考える(Kさん)

・・・
システム開発は、ビジネスロジック、
開発技術がさほど複雑ではないものも多いです。
論理的な正しい文章を書く能力、
人に物事をわかりやすく説明する能力があればまず及策点かと思います。
それができない、またはしないマネージャーが意外と多いのではないでしょうか?

下流技術は高くなくてもという話がありましたが、
実務能力は高いものが要されると思います。
マネージャーはメンバーの能力を見極める、
正しく理解する能力が必要と思います。(Yさん)

・・・
オフショアにまったく関係ない職業ですが、
今回参加させていただきました。
中国の方たちの仕事についての考え方が聞け、為になりました。
自分が思っていたより中国の方は日本人的な発想、考え方と驚きましたが、
日本企業と接しているからなのかとも思いました。
また、グループ討議形式のセミナーに始めて参加し、
大変面白かったです。
参加させていただき有難うございました。 非常感謝!(Tさん)
・・・
言語スキル、体力、酒が飲めるか等(Uさん)

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●次に考えていること・・・
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カルチャーサロン事務局としましては、みなさまのご参加により、
貴重なお時間をいただいたセミナーをできるかけ
おおきな果実に育て上げるように、今後多方面よりサポートしていく所存です。

現在、カルチャーサロンの第三弾企画としまして、
コミュニケーション問題を、サービスの観点から取り上げていく
セミナーを検討しております。
同時進行で、今回の論点をより深く議論するセミナーも考えております。

これからの東方欣康の取り組みにぜひ、ご期待ください。

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●セミナー主催者のtsuchiの感想
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参加者のみなさん、講師の幸地さんごくろうさまでした。

中国で、オフショアー開発で、成功しているところと
成功していないところと差ができている・・・

その原因はなにか?ということを考えると・・・
「すぐれたビジネスマネージャーとは」という問題につきあたる。  

この問題をはじめ討議した時と最後に討議した時には
明らかに、違った質が生まれた・・・
集団的なコーチング手法を駆使する講師 幸地さんのうまさだと思った。

最初の討議は、すぐれたビジネスマネージャーより、
悪いビジネスマネージャーの話に集中する・・・

「あまり説明がよくわからない。」
「丸投げして、あとで仕様をいつも変える。」
というような話が出るが・・・
すぐれたビジネスマネージャーは、なかなかでない。
少なくとも、発注側と受注側の温度差が、大きな問題となるのだろう。

「良い設計と悪い設計」では、明らかにできあがりにちがってくる。
といわれる。

「中国は人件費がやすいのだからと、コストを下げることを要求されるが、
それで、品質を保つことができるのか?」という中国人経営者の方がいう。

「品質、コスト、納期」・・・同じように見えても
結局は、なにを優先的なモノとするのか?
コストなのか?品質なのか?
日本の場合は、納期が最優先になる場合が多い・・と上海交通大学の山本さんがいう。

かなり核心をついた発言だ・・・

幸地さんは、つぎつぎと質問を出す・・・
●進捗状況を聞かれたらどうするのか?
●仕様がはっきりしていない時にどう聞くのか?
●日本側が、約束を守らなかったら?
●無理難題を持ちかけられたら・・・
● 日本側が間違っていたら・・
● ふーむ。質問自体が選りすぐってある・・
● これは、単に、オフショアー開発だけの問題ではない・・
● 一般的なビジネスに通じる・・・

このような話を通じて、浮き彫りになってくるすぐれたビジネスマネージャーの姿・・・
さて、一体どんなマネージャーが、すぐれているのだろうか・・・

東方欣康カルチャーサロンに参加した人は、その手がかりをつかんだ・・・
私も、かなり重要なキーワードをつかんだ気がした。

ありがとうございます。

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●編集後記
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2回目のカルチャーサロンを開催して、事務局もすこしづつですが、
セミナーの運営方法を理解してきました。
前回は、軽食を出しましたが、余ってしまったので、
今回は、サンドイッチを出しました。非常に好評で、よかったです。
 
今回のセミナーの感想も多く寄せられ、すこしづつ、私どもの
カルチャーサロンの方向が、見えてきたようにも思えます。
みなさんのご支援、ご声援や、何なりと意見をお待ちしております。
ありがとうございました。(kaoru)

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● 本セミナー運営に関するお問い合わせ先
 東方欣康カルチャーサロン事務局 瀬谷薫
 上海市華山路905弄12号 「留学生会館」内
 hirelseya@yahoo.co.jp
● 東方欣康カルチャーサロン 通信  創刊号 
発行元 カルチャーサロン事務局
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