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カテゴリ:モデルガン
アメリカのコルト社が開発した中型オート。 1947年、それまでのモデルに改良が加えられ、装いを新たにニュウー・モデル・ウッズマン(ターゲット・モデル&スポーツ・モデル)として再登場した。スライド・ストップが新たに設けられ、マニュアル・セフティの改良、マガジン・キャッチ・ボタンはグリップ・ボトムからトリガー・ガード付け根に移行された。1948年、ターゲット・モデルのデラックス版として、マッチ・ターゲット・モデルが発売された。 日本国内に於いては、漫画「ワイルド7」の主人公、飛葉大陸が使用(スポーツ・モデル)したことでも有名で、人気も高く、過去に様々なトイガンメーカーから発売されています。その古くは金属モデルで、あの六研からも真鍮製モデルが発売されていました。 このモデルはコクサイのABSでスタンダードモデルです。「スタンダードモデルってなに?」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、この当時のモデルガンにはごくごく当たり前の事でした。スタンダードモデルとは、発火させても排莢しないモデルガンのことで、それに対して、発火させれば排莢する現在主流のブローバックモデルの2種類が有りました。スタンダードモデルは割と安価でブローバックモデルは高級品と言った所でしょうか。 コクサイのウッズマンも2タイプ有り、ブローバックモデル発売後にスタンダードモデルが発売されました(キット・モデルもあった様な無かった様な?)。外観上の違いは殆ど有りませんが、フレームにある金属のサイドプレートの色の違い(スタンダードはシルバー、ブローバックはクロ)が見られます。コクサイのウッズマンはマッチ・ターゲットのみで、バリエーションも6インチモデルと4.5インチモデルの2タイプしか有りません。スポーツ・モデルを待ちわびましたが、叶わぬ夢でした。 コクサイのウッズマンは残念なことに、持病を抱えています。ABS材の粘度が問題なのか?はたまた発火による衝撃が原因なのか?。このモデルは発火はしていませんが、フレームに薄っすらとクラックが・・・。そうならない様丁寧に保管していたのに・・・。ある程度の覚悟は決めていましたが、わが身に降りかかると、ものすご~くショックです。 皆さんもお手持ちの愛銃をチェックされてみては? 黒い影が忍び寄っているかもしれませんよ~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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