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テーマ:高齢猫さま(34)
カテゴリ:猫
ふぎゃーぉッ!!!
凄い猫の喧嘩の鳴き声で、起された。 シュゥとレオは、よくマジ喧嘩するんのだが、それよりも凄い声。 リビングに行くと、じさまが臨戦態勢になって、レオに向かっていた。 「やめなさい!!じさま、落ち着いて!!」 抱こうとするが、じさまの異常事態は、収まらない。 「洗濯物から、バスタオル、持ってきて!!」 「はい」 「一枚じゃ、足らへん!!もっとや」 爪を切ったところとは言え、本気モードでやられたら大変なことになるので、バスタオルでくるんでしまい、じさまの聖地(テリトリー)のロフトベッドへ連れて行く。 今まで、レオに仕掛けられても、相手にせずそそくさと逃げていたのに、今日は応戦している。 興奮状態が治まらず、ひきつけのような痙攣を起している。 「じさま、もうレオはいないから。落ち着いて」 このままベッドに置いて店に行くのは何かヤバい気がして、お気に入りの毛布にくるんで店に連れて行く。 店でも、興奮状態は続いて、ふーふー言いながら痙攣を起す。 水は何とか飲むのだが、好きなおやつにも反応しない。 夕方、お医者に連れて行く。 「猫同士の喧嘩をしてから、痙攣というかひきつけみたいなのを起すんです」 「年齢からして、病気のタイプの痙攣っぽいな」 診察台の上でも、ふーふー言って痙攣した。 「この子は、去年の段階でかなり血液検査の結果が悪かったから…。尿毒症の痙攣かもしれないよ。脱水は起してないけど、念のため輸液しときますか。注射も一本打っときましょう」 去年、嘔吐と水を飲まないということで受診した時、腎臓の機能がよろしくないと言われてたのだ。尿毒症を起しててもおかしくない数値だった。 年齢と、去年のことがあるので、これといった処置が出来ないようで…。 私自身、痛い思いはさせたくないので、最低限の処置をしてもらう。輸液のときも、診察台に乗せるのではなく、抱っこしてしてもらった。 「最悪のこと、覚悟しておきます」 水さえ飲めれば、回復の見込みがるからと、注射器と流動食を貰って帰る。 昨日まで、猫缶美味しいって食べてた。 いつものように、暖かい窓辺のマザーボールの上で、ごろ寝してた。 去年は、輸液してもらって家に帰ったら、いつものじさまに戻ってた。猫缶くれと、元気になった。 けど。 今回は、寝たまま。 今年で16歳。 何があっても仕方ない。 覚悟しておこう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.03.24 16:25:50
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