玉虫左太夫の徒然草

2009/08/17(月)09:48

次男と鳥海山

世間は盆休みも終わりだろうが、まだ休暇も終わっていないので、昨日の鳥海山でも載せようか。 実は、子供との山登りは念願の夢であった。 長男が6年生の時、飯豊連峰を縦走したが、その後米国いきなどがあって、次男・三男とはなかなか実現できなかった。 昨年、三男が帰国した直後に、磐梯山に登った。 次男は米国暮らしでもあるし、あまり親父と行動を共にしない。三人との山行きは難しいだろうなと思っていた。 図らずも今年の夏に次男が帰国して、「山登りいこう」と声をかけていたが、今度は天気が思い通りにならない。雨ばかりの毎日。仕事もあるし、土日に決行するのは、かなり難しい。 今回のお盆休暇、前半は雨ばかりだったのが、金曜以降はウソみたいな快晴が続いた。 日曜に別の約束もあったのだが、天気予報は快晴。こんなチャンスは滅多にないということで、土曜の夜中12時に出発を決行。高速料金1000円を利用しての鳥海行きだ。 現地には朝4時頃到着。満天の星空の下、鳥海山は素晴らしい展望を約束してくれるはず。 親としても、涙ぐましい段取りをしていると思う。 もう子供ではない。サッカーで鍛えているのだから、体力は格段に上のはず。しかし、虫嫌いだ、長い距離は嫌だの、面どーなことをいう。鳥海山は、体力的にほどほど(中級)で、日本海の眺望が約束されている、ある意味、初心者向けコースでもある。深夜にドライブするのが親父で、長年の夢に、子供が付き合ってくれたカッコウだ。 山歩きですれ違う親子にも、子供を無理やり従わせている親父が散見された。その子供達がイヤイヤ付き合っているのがアリアリとわかる。 「山登りは子供にとっては災難だ」などと次男はうそぶく。でも、まあいいや。 この眺望と達成感が悪いはずはないからね。長年の夢が兎に角達成だ!

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