泉が岳のラッセル
正月の朝は確信が持てなかったので、3日朝に泉が岳にチャレンジすることにした。千メートル級の、夏場はやさしい山なのだが・・・、「なめんなよ」だった。この山に、元旦に登った形跡がない。つまり、道がついていたのは最初だけで、途中からラッセルをせざるを得なくなって、エライ騒ぎ。この年、この体力では、自力ラッセルで、しかもガンジキなしで登れる山ではなかった。途中の水神から、「勇気ある?撤退」(いったい何回、撤退したことだろう)途中からルートを変えて、スキー場のリフト乗り場に通じる道をめざしたのだが、それも大変。2002年に登ったときは、割と簡単にリフト乗り場に合流できたのに、今年は全く道がない。ラッセルで汗だく。おまけに快晴だった空が、一気に風雪に変わってしまった。朝5時半出発だったのだが、雪の中でもがきながら、麓に下りたのが10時。ほとんど雪のなかで、もがきながらの4時間であった。どんな一年になるやら・・・