異文化結婚生活のひとりごと

2007/01/31(水)17:31

圧力鍋に萌えた日曜日。

日頃のおはなし(100)

先週の日曜日、旦那は前日泊まった例の弟くんを家に送り届けるべく外出。 私は時間があったので餃子でも作るかと思い、野菜を刻み始めると旦那から電話が。 「今から肉のハナマサに行くけど一緒に行くー?」 ほほうー。ハナマサに行くって事は、今日旦那はナイジェリア料理を作りたいんだな。 一緒に買い物に行くのも久しぶりだし、切りかけの野菜はそのままにいそいそと旦那の車へ。 ひと通り材料を買い込んで帰ろうとすると旦那が突然「やっぱり圧力鍋も欲しいなー。」と言い出した。 どうやらちょっと離れた所にあるホームセンターで安いのを見つけたらしく、前から気になっていたらしい。 てな訳で、ドライブがてらに出掛けたホームセンターで買っちゃいましたよ圧力鍋。             ナイジェリアンのパートナーを持ち、圧力鍋を駆使してナイジェリア料理をバンバン作ってる方には「何を今さら。」と思われるかもしれないけど、実は私、これまで圧力鍋を使った事がなかったんです。 実家の母は圧力鍋が出始めた頃に、蒸気が噴き出して火傷したとかいうニュースを聞いちゃったもんで、それ以来「圧力鍋=爆発」という図式ができてしまったらしく、 私は圧力鍋の無い家庭で育っちゃったもので・・。 うちの母って新しいもの恐怖症なのかなぁ。 車もオートマチックの操作ミスで事故なんてのを聞くと「オートマ車=暴走」になっちゃって、楽だからオートマ車にしたら?と勧めても未だにマニュアル車に乗ってるし。 まぁ、ちょっとは運動になって良いのかもしれないけど。 そんな訳で圧力鍋初体験の私と旦那の格闘が始まりました。 今日はオクラスープを作るらしい。 ハナマサで仕入れた牛ブロック、牛アキレス、ハチノスなどを鍋にぶち込み、説明書を読みながら調理開始。 二人ともかなり恐る恐るビビリながら・・。 いつもはこれらの肉を普通の煮込み用の大鍋で1時間位火にかけて柔らかくするのだが、果たして圧力鍋では何分位でOKなのか二人とも解らず、とりあえず説明書に書いてある目安の30分でやってみるか・・と。 鍋を火にかけながら旦那はガス台の横でスープ用の野菜を切り始め、私は離れたテーブルで餃子作りを再開。 時折出て来る蒸気の音に旦那はビビリながら、 「ちょっとー何でオレは鍋のそばでhiroはそっちなの?」とブーたれてます。 あらっビビリ屋の母の遺伝子を持つ私のセコイ作戦はバレバレでしたか・・。 そんなこんなで、もう良いだろうというどんぶり勘定な時間で終了し、圧力鍋を開けてみると・・おおいい感じ こんな短時間でこんなに柔らかくなるなんて、今まで普通の鍋で使ったガス代返せって感じですね。 牛肉は柔らかめが好きな私には調度良い感じ。 ただし肉でも何でも硬いのが好きで、魚の太い骨でさえバリバリ噛み砕く獅子舞のような歯を持つ旦那には、肉の歯ごたえが無さ過ぎで「大失敗だ・・。」と落ち込んでましたが。 後で旦那の友人に聞いてみたら「圧力鍋なら10分位で充分だよ。」とのお答えが。最初に聞いておくんだったなぁ。 まあ、私はいつも硬いアキレスやハチノスと格闘して、すきっ歯に挟まるのにイライラさせられていたので、今回の柔らか具のスープは私にはとーっても快適でしたが。 フル活用されてる方には「今さら遅いよ」かもしれないけど、やっぱり使ってみるもんだなぁ圧力鍋。 ちょっと色んな料理に活用してみたくなっちゃいました。 うちの母にも買ってあげようかなぁ。 何だかんだ言って久しぶりに二人で買い物と料理を楽しんだ私達。 実は私は旦那と二人であーでもない、こーでもないと話をしながらキッチンに立つ時間が一番好きだったりします。 こんなどうって事ない日常の時間に嬉しさを感じた日曜日でした。 思い込みと使わず嫌いは損だと言う事がわかった私に愛の手を♪   ↓ 人気blogランキングへ

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