2007/05/27(日)17:56
心拍動は確認されたけど・・。
土曜日はお腹の赤ちゃんの心拍動を確認するためにクリニックへ。
現在7週目に入ったところです。
やっと赤ちゃんの命を感じる事が出来るのかと思うと、長時間の待ち時間でも我慢ができるもの。
いざエコーが始まり胎児が大きく成長してる姿は見えるものの、なかなか心拍動をとらえる事が出来ず。先生もあちこち角度を変えて「うーん・・。」と。
やっと先生が画面にカーソルを置いて「ここ見えますか?」と。
矢印の先には本来ならピコピコと元気良く動いてるはずの心臓が、本当にゆっくりゆっくりぽわんぽわんと点滅してるだけでした。
「動いてはいるんですが、とても弱々しいんですよねー。あちらで詳しく説明しますね。」と先生。
てっきり元気な心拍動が見られると思ってこの一週間待ってただけに、現実を受け止められないまま先生の話を聞く事に。
残念だけどあまり良い状態ではないとの事。
私の赤ちゃんの今の心拍数は1分間に40~60。同じ時期の胎児の心拍数の半分以下でとても弱々しく、生きてる成人に例えれば老衰で今にも天に召されるくらいの心拍の弱さだとまで言われました。
こういう場合はたいがい染色体異常が原因である事が多く、このまま妊娠が継続し出産まで至る確率は10%ほどで、もし無事出産できたとしてもダウン症などになる可能性は否めないとの事。
来週また様子を見て心拍が止まってしまっていたら手術の予定を立てましょう、と淡々と続ける先生。
一気にそんな説明までされても何が何だか訳が分からず、ただ泣けてくるだけです。
クリニックを出て何処をどう歩いて駐車場まで来たのか、運転してどうやって家まで帰って来たのかも良く覚えてないくらい・・。
ただ車の窓から一度だけ旦那と一緒に来た事がある教会の屋根の上の十字架が空に向かって立ってるのを見た時、今一人ででもお祈りして行こうかなと思った事だけは覚えてます。
帰宅した旦那に全てを話し、この教会を見た時に感じた事も言ってみたら、
「実際に教会に入ってお祈りしなくても、神様に何かを強くお願いしたいと思った瞬間に神様にはその声が届いてるから大丈夫。」と言われました。
私のように高齢出産となれば染色体異常や流産などのリスクを背負う確立は高くなる事も旦那に説明したものの、
「そんなマイナスイメージをして泣いてること自体がお腹の赤ちゃんにストレスを与える事になるんだから、今日言われた事は忘れて神様と赤ちゃんを信じなさい。」と言われ、何となく気分も落ち着いてきました。
その後、旦那は私と赤ちゃんを前に祈り続け、私にホーリーウォーターを与えてくれました。これは来週まで毎日続けようと約束してくれた旦那。
あとはこの子の生命力と神様からの運命に任せるしかありません。
ちょっと光が見えた矢先に突然崖から突き落とされるようなこの感覚。
同じような思いをされた方は沢山いらっしゃると思います。
そこまでしても子供が欲しいと思ってる人がいるのに、何も考えずいとも簡単に妊娠し産み落とし、しかも我が子をゴミ箱に捨てるという犬猫以下の人間もいると思えば、せっかく授かった命を虐待などで親自ら奪ってしまう人間もいる・・。
何だかやりきれないです。
とにかくまた来週までは何とも言えない日々を過ごさないとなりません。
あとは運命に任せるしかない私に愛の手を♪
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