シンポジウムでの発表
今週から急に冷え込みました。午後やっとシンポジウムでの発表が何とか終わりました。ミニシンポジウムという名が付いていながら、まったくミニではなく、ホールの外では実験メーカーの展示があり、コーヒー、軽食まで用意されているようなきちんとした学会形式のものでした。ホールは300-400人入るような大きさで、何回も日本では学会で発表していましたが、本当にこんなに大勢の人の前で発表をするのは初めての経験でした。自分のInstituteの人だけでなく、同じようなことをやっている人がいろいろなInstituteにたくさんいて、この分野にかなり精通している人達人達がたくさん聞きに来ていました。自分たちポスドクの発表以外に、それこそペーパーでいつも名前をお目にかかっているような先生たちの講演も何個かありましたが、自分の発表が終わるまで、ほとんど頭に入りませんでした。今日のシンポジウムに向けて先週の連休からほぼ毎日発表のチェック、原稿の直し、プレゼンテーションの練習を繰り返していたため、発表原稿自体は忘れてしまうこともなく、聴衆の顔を見ながら話すことできたのですが、その後の質疑応答が大変。最先端の実験をしている人や今回のテーマに興味がある人達が集まっているため、質問の数も今まで経験したことがないほどでした。以前に比べて英語を聞き取れるようになってきたため何とかたどたどしくも答えることができるようになってきたのですが、1つの質問がどうしてもわからずかなりとんちんかんな返答をしてしまい、失笑を買ってしまいました。しかし、ボスが手助けしてくれて何とか終わりました。その後、ボスの発表がありましたが、さすがに話がうまく、笑いを取ったりで本当に魅力的なプレゼンテーションに感心しました。僕の発表に対してもボスは満足してくれたようで、' Great, Congratulation! 'と言ってくれたのがせめてもの救いでした。今日の経験したら、日本でする日本語での発表は何でも無いような気分になってしまいました。今夜からやっとぐっすり眠れます。