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　今年は花粉症の症状が出て、コンタクトがずっと入れられない状態が続いている。５年前に買った眼鏡をかけているのだが、コンタクトレンズをはずした時用に、度数も弱め、レンズもUVカットにはしていないもの。そしてフレームも少しガタつきが来ている。

　思い切って新しい眼鏡を買う事にして、えりちょと散歩を兼ねて眼鏡屋さんに行った。ただ不安な事は、ド近眼の私は眼鏡をはずした状態でフレームを合わせてみても、よく見えないので似合うかどうかが自分ではわからない。すると、デジカメで写真を撮って、顔の形をパソコンに入力すると、人工知能で似合う形を出してくれるというものを使って、レンズの形をだいたい選んでもらえるのだ。これならそれほど迷わずに済む。

　今かけているのは、楕円型の紺色のセルフレーム。私はどちらかというと、金属のフレームやフチなしだと冷たい感じになってしまうので、今度もセルフレームを選んだ。それで、先ほどのデータによると、目尻側が少し膨らんで、眉側が直線的な形が似合うらしいので、そういうフレームを探したら、アニエス.bのフレームがちょうどそんな感じだった。
　そして、そのフレームはサイドがチタンになっていて、かけた時のあたりが柔らかくて軽い。色はグレーで、思ったよりも暗い色だが、あまり服を選ばない色なのでそれに決めた。

微妙に違うけれど、こんな感じのフレーム

　そして問題はレンズなのだ。私の場合ド近眼なので、なるべく薄いレンズにするとフレームよりも高くなる。そしてUVカットも付けるので、さらに数千円アップ。でもレンズが薄いというのはとても重要なのだ。さもないと、牛乳瓶の底のようになってしまうし、セルフレームからはみだしてしまう厚さになる。重さも半端じゃない。

　壊さなければ、あと少なくとも５年はこの新しい眼鏡を使うことになるだろう。眼鏡を着替える程持っている人がちょっと羨ましい。

　ところで、眼鏡屋さんで私が検査などをしている間、えりちょは店の隅にある絵本の置いてあるコーナーに大人しく座って絵本を見ていた。こういうお店だと、静かにしていてくれるので助かる。

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　その眼鏡屋さんのオペラ座の近くのお店の前を通ったことがある。パリって店の名前に付くけど、本当にパリにもお店があるんだとその時思った。

　そしてアニエス.bという名前を聞くのも、随分久しぶりだ。パリに行った時にアニエス.bで買ったものは、帽子とバッグとベルト。服はと言うとフランス製の服は小さいサイズを選んでも袖が長過ぎて着られやしない（泣）。日本で買ったのも袖を詰めて着ていたほど。もう随分長い間着ていない。趣味もすっかり変わったし。
　
　でも、やっぱりフランスかぶれな自分に気付いた。