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2011年08月06日
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テーマ:お墓参り(243)
カテゴリ:カテゴリ未分類
 我が家のご先祖のお墓は秋田県にあった。ここ数年は毎年、お盆にはおじいちゃんとおばあちゃんがお盆に秋田の今は誰も住んでない家の手入れをしつつ、お墓参りもしてくれていた。でも高齢になってきたので、秋田まで行って家の手入れをするのも大変だし、お父ちゃんの代までそれを引き継ぐのは困難になると、おじいちゃんたちが考えてくれていた。

 そこへちょうど、田舎の古い家の土地を欲しいという人が現れ、家を処分すると共に、お墓も今住んでいる近くに移転することに。新しいお墓は、今の家からなら自転車でも行けるほど近い場所だ。義弟たちも車で30分ほどで来られる。しかも昔のお墓と違って、洋風の明るいガーデン墓地。花がたくさん植えられて、通路は芝生。夜中に行っても(行かないけど)きっと怖くないようなそんな雰囲気だ。

 今日はそこへ改葬のためお墓参りに行った。田舎のお墓から拾い上げた先祖の遺骨、そしてお花やお供え物や位牌や遺影を用意して、義弟一家も一緒に行った。墓地の管理会社の方が、お墓の前に大きなパラソルを立ててくれていて、かろうじて日陰が出来ていたけれど、暑かった。お坊さんがお経を読んでくださり、最後に、挨拶についてのお話を伺った。

 挨拶とは仏教では人の心を押し開くものなのだと。自分が苦手だと思うような人でも、自分から笑顔で挨拶をすることによって、少しずつ心が通い、親しくなることもできるということを仰っていた。確かに、今は苦手だと思う人には、できるだけ会わないように避けていたりする。他にもっと親しい人がいるから大丈夫と、自分は苦手な人を避ける。

 でも、考えてみれば、親しい人は最初から親しかったわけではない。徐々に相手のことを知ることによって、親しくなっていったのだ。だから、自分が苦手と思っている人でも、その人のことをよく知れば、親しくなれるのかもしれない。そんなことを教えられた。

 新しい先祖のお墓にお参りするたび、このことを思い出すことにしよう。





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最終更新日  2011年08月06日 13時43分16秒
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