「たなかくんは何センチ?」
なんかつながりにくいし眠いので、今日は短めでいこうかな。よって事実を端的に記入していきたいと思います。記録において事実を端的にまとめることは大切。僕の足りないところ。ではいきます。場所学校の教室。状況僕は教室の前の方で、謝恩会に使う資料をパソコンを使って作成中。カタカタと一生懸命キーを打ち込んでいた。ちなみにもう学校での授業はなく、国家試験に向けて各自が勉強している状況なので、学校に来る連中は僕のような提出書類がある者か、学校で勉強するために来た者だけであった。勉強にきている女の子達6人も、とても一生懸命に勉強していた。まさに机にかじりつくという感じである。もう国家試験まであと少し、「ラストスパート」「全力疾走」という言葉がぴったりくる状態の彼女達。みんなが参考書とにらめっこ。時折会話があったとしても、「胃全摘後のダンピング症候群を予防するためにはさあ、臥床してた方がいいの?起きてた方がいいの?」「人工骨頭置換術の術後にさあ、何で股関節を内旋させちゃあいけないの?」というように、至極まじめな看護学生らしい専門的な言葉が、いくつも飛び交っていた。しかしそれもホントに時折で、ほとんどみんなが黙って各自で勉強していた。僕はパソコンでカタカタ。彼女達は勉強に集中。静かな教室。エアコンの音がやけに大きく響く空間。張り詰めた空気。・・・・・・・・沈黙。そんな静かな張り詰めた空間の中で、一人の女の子がふと呟いた。「男性の尿道の長さは16~20センチかあ」まあ看護学生にとっては別に普通の言葉である。というかとても大切なことである。尿道に管を入れるときには、この数値を頭に入れておかないと、膀胱や尿道に傷をつけてしまう恐れがあるからだ。よって国家試験に出る確率も高く、しっかりと覚えておかなければならないポイントになるところだ。彼女はきっとその確認のために、ふと声を出して言ってみたのだろう。まあよくあることだ。しかし彼女が男性の尿道の長さを呟いたあと、違う女の子が突然こんなことを言った。「えっ!?でも私の彼はゼッタイそんなに長くない!だってちんちんなめこだもん!」周りにいた女の子一同、その彼氏のちんちんなめこ発言に一気に大うけ。一瞬にしてその場がにぎやかになった。その後もなめこ彼氏のことが話し合われ、わいわいしていた。もうそうなるとさっきまでの勉強一直線というような感じは一切なく、エロトーク満載となっていた。みんながみんなで自分の彼氏のちんちんの長さを公表しあい、長いだの短いだの太いだの、また早いだの変態だのと、二十歳そこそこのお嬢さんの会話とは思えない言葉が、教室という狭い空間の中で飛び交っていた。まさかそれぞれの彼氏も、自分のちんちんの長さやエッチテクニックがこんなところで話し合われているとは思わないだろうなあ。僕はそんなにぎやかな女の子達とは無縁で、依然として教室の前でパソコンで資料を作っていた。しかしまあ耳は100%女の子の会話を聞いていましたけどね。興味シンシン。でもここで話に突っ込んでいくと、自分のちんちんの長さをクラスの女の子の前で公表しなければならなくなりそうなので、きいてないふりをして資料作りにいそしんでいました。しかし彼女達は見逃してはくれなかった。案の定一生懸命パソコンに向かい合っている僕の前に全員で立ちはだかった。そしてなめこ彼氏の彼女が、「たなかくんはちんちんの長さ何センチ?」と何のひねりも恥じらいもなくダイレクトにきいてきました。茶髪の橋本弁護士、これはもうセクハラですよねえ。僕が女でこやつが男だったら、即刻懲役決定ですよ。でもここは看護学校。女中心の社会。こんなことはよくありました。逆らうことは出来ません。手淫を週何回するかとか、その素材は何か?このクラスの中だったら誰とやりたい?などというような、数々のセクハラを僕はこの3年間の看護学生生活の中で、クラスの女の子達から散々受けてきました。まあ僕はその度に頬を赤らめ、あいまいに言葉を濁していました。今回もまあまたあいまいに済まそうかと思い、「いやあはかったことないからわかんないなあ」とテキトーに言っておきました。するとなめこ彼氏の彼女が、「彼氏が言ってたけど男は全員自分の長さをはかってるらしいじゃん」と僕を攻め立ててきました。僕はその言葉にちょっとたじろぎ、しどろもどろになりながらも、「いや、そんなことないんじゃないかなあ。はかってない人もけっこういると思うよ」と応えました。女の子達は「ふーん」というような感じで、つまらなそうに自分達の席に戻っていきました。まあそんな感じです。以上終わり。補足1 日本人の陰茎の平均的な長さは13センチです。そしてたなかの陰茎の長さは13センチです。 まあ平均ですな。大きくも小さくもないです。普通です。平均が13センチで自分のが13センチですから。常識です。何の問題もありません。当たり前です。何か問題がありますか?ないですよねえ?問題がないんだったらあいつらに言ってやりゃよかったんだよ。13センチって。別に平均の13センチなんだから、恥ずかしがることないじゃん。普通なんだからさ。言って黙らせてやればよかったんだよ。別に後ろめたいところなんてないんだから。言ってやりゃあよかったんだよ。・・・・すみません。ちょっと一部うそをつきました。定規をグイグイ食い込ませて13センチです。はかった後にかなり跡が残るぐらい食い込ませて、13センチでした。でも13センチでした。13センチでした!13センチでした!!!四捨五入なんてしてません。絶対です。文句ありますか?出るとこでてもいいですよ。やりますか?えっ、やるんですか?・・・すいません。やりません。でも・・・13センチなんです。 13センチなんです。信じてください・・・お願いします。補足2 はかった後のあのむなしさって、男にしかわからない切なさですよね。でもきっと、あのむなしさを感じ、それを乗り越えていくことによって、何も知らなかった無垢な少年は、大人の階段を少しずつ、確実に昇っていくのでしょう。そう、エロな妄想にまみれた、いい加減な未来を夢見て・・・・・。まあでもきっとそんなろくでもない大人の階段は、昇りきったところで非常階段なんだろうなあ。補足3 この日記を医療看護福祉関係のテーマで書いてしまいました。ちょっとまずいかなあ。でも看護学校でのことだから、間違いじゃないよね。ないよね?最後に女性の方に言いたい。男は全員はかっています。当たり前のようにはかっています。ゼッタイです。定規というものがある限り、男はゼッタイはかります。男にすてきな憧れを抱いている方も、たくさんいるかもしれません。しかし、そんな憧れの彼氏も先輩もキャプテンも、事実として自分のちんちんの長さをはかっているんです。認められますか?その現実を。もちろんみんな定規をぐいぐいくい込ませています。あっ、それはウソかも。みんなじゃないかも。すいません。でも5人に一人はぐいぐいやってるはずです。本当です。スマップだったら稲垣君がやってます。稲垣君はゼッタイ定規をくい込ませているはずです。そうじゃないと僕がやってられません。稲垣君は恥ずかしがってやってないと言うかもしれません。しかしやってます。くい込ませています。間違いない。←長井秀和口調でお願いします。男性からの同意の意見を求めます。俺はやってないというあなた!うそをつくのはよくないです。さあ真実を打ち明けて楽になりましょう。一緒に大人の階段を昇りましょう。またあの人は定規をくい込ませていそうだというような方がいらっしゃいましたら、僕にそっと教えてください。お願いします。僕を孤独にさせないでください。