2007/05/12(土)20:20
「S.O.S」の巻
以前は、ほとんど興味が無かったTVドラマ。。
なのに最近は、毎週5本は見ちゃってます・・。
ただ、性格的に毎週欠かさず見るというのが出来ず、ついでに間に入るCMが苦手なもので、数週間分を撮り溜めし、一度にまとめて見てます。
CMと、冒頭の前回までのおさらいのシーンを飛ばすと、案外、時間を掛けずに効率良く見れる事が判明。。
深夜にTBSで放映中の「S.O.S」は、作品の評価が高かったらしく、年甲斐も無くノリで見てます・・。
原題は「ストロベリー・オン・ザ・ショートケーキ」の略らしく、ケーキの上の苺を、「先に食べる派」と「最後に食べる派」を、登場人物の性格になぞり描いた作品。。
併せて、主題歌のABBAの『S.O.S』の文字をかけて、「心の奥底で、助けを求める若者」の様子を、主演の滝沢秀明さんが「ヤワな男」を演じて表現・・。
歯がゆさ一杯で、毎回イライラしながら見てます。。
同じく、本日の日本代表戦も・・。
厳密に言えば、まだ「代表」ではないうえに、生観戦では無いので、見方が厳しいかもしれないですが。
ただ・・。
ちょっと、『S.O.S』かと。。
日本代表は、時間切れというか、もはや手遅れになりつつもあり・・。
あっ、ちなみに、ABBA『S.O.S』は、こちらでPV視聴できます。
先日、「ラグマガ・2004年1月号」を読み直したところ、面白い記事を発見。。
前W杯での代表分析委員の「大会総括レポート」です。
<良かった点>
○ スクラム・ラインアウトが互角に戦えた
○ No8伊藤のサイド・アタック
○ 前に出るディフェンス
○ 接近プレー
<悪かった点>
○ バックスリーの防御
○ キックオフ
○ キック合戦での蹴り負けと捕球ミス
○ カバー防御
これを元に考えると、前回は良かった点が弱点となり、悪かった点は大して改善されてない。。
計画的な継続強化を怠った、協会強化委員の責任は、相当重いはず・・。
この試合の解説は、いつでも前向きというか、盛り上げ役の村上さんと、現実的な原寸大の評価と批評をする藤島さん。。
藤島さんに引っ張られるかのように、最後は村上さんからも本音が・・。
ところで、非常にソフトな言い回しながらも、藤島さんの解説の趣旨を読み取ると・・。
○ 走れない相手にも走り勝てない、深刻なフィットネス不足
○ 守備時の構えの遅さ、タックルの出足の鈍さ
○ パスの遅さ、不正確さ
○ 密集からの球出しの工夫のなさ
○ 勝利を目指すには、準備したプレーが少な過ぎ
(TO後の逆襲パターンほか)
などを指摘・・。
これは、現時点でもコーチングが手付かずなのか、単に選手の習熟度が低過ぎなのかは、謎ですが・・。
今日の相手は、CABという名前で売ってる部分も多いですが、世界ランク13~16位のアメリカ~トンガと、同じレベルの力しか出してない気もする。。
先ずは、『古くて新しい命題』と、藤島さんが再三指摘の・・。
○ 球は早く捌かなきゃいけない
○ 相手よりフィットネスを上回らなきゃいけない
○ 低いタックルは、欠かせない
いい加減、これぐらいは出来る選手を集めようよ。。
それか選出したら、真っ先に教え込もうヨ・・。
大西さんの頃から考えて、30年間も同じとこでツマズキ続け、「最後の20分間のカベ」に阻まれ、「惜しかったね。。」を繰り返すだけならと・・。
4年後のW杯からは、出場チームが減らされるものの、今秋の大会の成績では、反対にシード権も得られるとか何とか・・。
普通のチームが、普通に試合して、当たり前のように負け続けてた、前W杯以降の日本代表。。
さてさて、シード権確定となる3位以内(2勝以上)には、なれるのでしょうか??