2007/10/21(日)19:03
「おめでとうボクス」の巻
南ア・ファンのみなさん、おめでとうございました。
m(_ _)m
スタッツを見ると、両チーム合わせて約100回のキックがあったそうですが、さすがに決勝に進むチームとなると、軽いプレーや簡単なハンドリング・ミスはしませんねー。
FWであってもBKなみにキャッチし、滞りなく次のプレーに繋げる高い技術力には、アッパレでした。。
MOMは、LOのマット・フィールドだったそうですが、選ぶ方も流石ですね。
南アの勝因は、いろいろあるかとは思いますが、安定したセットプレーを評価したいなと。。
勝負どころのラインアウトなど7度のスティールで制空権を制圧した事や、プール戦では後手を取ったスクラムを改善したことが、非常に大きいかなと思ってます・・。
中でも、スクラムでの3番デュラントは、微妙に立ち位置や間合いを変えながら組んでいた気がしたのですが、経験値の差でしょうか。
あと、No8にバーガーを入れて組んでいたシーンが印象的でしたが、全体のゲーム・プランも、いやはや考えてるなと・・。
あらためて、南ア・ファンのみなさん、おめでとうございました。。
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それと雑感ですが・・。
ひとまず、現行のルールでは、これが最後の大会となりました。
南ア大会を転機にした、これまでのラグビーの流れが、今日の決勝戦の内容を見て、ほぼ完成した気がしております。
来年は、世界的に行われる十数年に一度の大幅なルール改正の年となります。
4年後のNZ大会以降のラグビーが、どういう競技になっていくのか、全くもって予想がつきませんです。。
ついでに、豪州協会が、どうなっていくのかもですが・・。
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大会中に水面下で協議が行われておりました、「出場16ヵ国への削減問題」などは、来月に結論を持ち越したそうです。
IRB新会長の有力候補の一人であった豪州協会チェアマンは、「ワラビーズvsイングランド戦」の直前に飲んで本人は否定してますが乱れてしまい、強制帰国とあいなりますた。
新会長にはフランス協会の方が、満場一致で就任・・。
何かにつけて日本の側に立っていた豪州協会だけに、IRBの中心から外されてしまっては、日本協会としてはキビシイ方向に進んでしまうのかなとも思いつつ。。
それより何より、ただでさえ規律が低いワラビーズは外出禁止令発令中のはずが、カナダ戦の後にこのチェアマン等の豪州協会幹部とワラビーズの主力数名が一緒に外出し、飲酒していた模様・・。
「魚と組織は、頭から腐る」と言いますが、協会幹部自らがこれでは・・。
ベスト8止まりの結果は、なるべくしてなったのでしょうかね。。
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それでは、40日間お疲れ様でした。
今後とも宜しくお願いします。。
m(_ _)m
画像引用:rugby heaven.com