Cheer for wallabies

2008/07/02(水)00:18

「'05フランス戦・HBスタッツ比較」の巻

Play Book(58)

2011年のW杯までに、きっと40試合程度のゲームを経るであろう、新生・ワラビーズ。 ディーンズ新監督への期待(興味?)が、大きかったからか? まだ2試合が済んだばかりながらも、現地メディアでは様々な論評がされております。 ------------------------------------------- きっと、新監督は素の力を上げる事に力を注いでいるからだと思うのですが、これまでのワラビーズとは打って変わり、非常にシンプルな試合運びへと変貌しつつあります。 どれだけ変わったのか、2005年夏テスト・フランス戦(グレーガン+ラーカム)と、先日の試合(バージェス+ギタウ)を比べてみたいと思います。 分かりずらいのですが、左が「2005年:エディー・モデル」、右が「2008年:ディーンズ・モデル」です。 上段がSHで、下段がSOになります。 -------------------------------------------       上図に、書き漏らしがあります・・・ SOのボール・タッチ数は、「2005年:62回」「2008年:36回」です。 「SH→FB」のパス回数は、捕球後にタッチ・キックを蹴るしかないので、省きました。 ------------------------------------------- (注:試合展開が違うので、一概に比較出来ないかもしれませんが・・・) 今季は、SHからFWへのパス率が大きく増加、その分SOへのパス率が減りました。 SOは、2005年だと、SH以外からのパスを受ける回数が多い。 (62-45=17回) これは、サイン・プレー時に、「ループを多用」していたから、という事にしておこう・・・ パスを投げる相手も、BK陣に満遍なく投げ分けているのが特徴的で、ラーカムの司令塔としての資質の高さでしょうか。 今季のSO・ギタウは、ボールを受ける回数が少ないうえに、投げる相手も両CTBのみ。 データ上は、単調な攻撃ということになります。 ------------------------------------------- この試合で公式HP内「ライブ速報」に表示されていた、前半終了時の支配率は「ワラビーズ:71%」と異常に高かったものの、実際の得点は「10-6」で僅差のリード。 フランスの堅守が光ったのと同じくらいに、ワラビーズは効果的な攻撃をする事が出来ず、仕留めが拙いという事でしょうか。 以上、しょーもなレポートでした。

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