2008/09/16(火)18:21
「66分:ABsのトライ」の巻
先のABs戦での一コマです。
ワラビーズ陣・左側22m付近から、ABsのラインアウト。
その後の数プレーで難なく、SO/カーターがトライを決めたシーンです。
この15人一体となったABs一連の攻撃が、あまりにもお見事だったのでUPします。
(*´ω`*)y──┛
ところで、今季のABsは、ラインアウトに工夫が見られます。
お世辞抜きに、今や頭脳戦も世界一ではないのかなと・・・
ショート・ラインアウトにし、3列陣をBKラインに立たせておいて、センター・クラッシュやパントを匂わせる。
それを警戒した守備側が、オープン・サイドに人を集めたり、キック・ケアでBKが下がったならば、裏をかいてブラインドや近場を突いて翻弄。
このシーンでも、ショート・ラインアウトからキャッチャーが後方にムーブし、横に立つ守備側を釣って後方へずらし、ラインアウトに隙間を空ける。
タップされたボールをSHが受け、そのままその隙間をすり抜けるように走ってロング・ゲイン。
そういえば、「ワラビーズのスパイ疑惑」が取りざたされてますが・・・
同じプレーに今季何度も引っ掛かる今のワラビーズは、スパイをしたところで何の意味も無いような。
それ以前に、ディーンズ氏を監督に招くこと自体、最高の諜報活動のような気がしてます。。
(*´ω`*)
ABsは、SHのロング・ゲインの後、左右に素早くラックを作り大外まで展開。
ワラビーズFW陣は、それで息が上がってしまい、密集で圧力をかけられず、キレイな球出しを許してしまい。
BK陣に到っては、足とともに頭の回転までも止まってしまい、立ち位置やノミネートのミス。
最後は、13番クロスのタックル・ミスでトライを献上しましたが、クロスがカーターを止めていても・・・
きっとオフロード・パスで繋がれ、3対1の局面からABsがトライしたでしょう。
テンポよく、グラウンドを縦に横に広く使ったこのABsの攻撃は、昔のラグビーを見るようでお見事でした。
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* あっぱれ!!
かたやワラビーズですが、ゴール前での密集横に、誰も立たなかった対ABs第2戦(だったか?)に比べれば、立つようになっただけでも成長しましたが。
ただ居るだけでなく、前に出て圧力かけたりしないと居る意味がないわけで・・・
いずれにしても、ライン・アウトからの一連の攻撃を止めれないようでは、ブレディスロー杯を手にする資格は、無いかもしれませんね。。
(´・ω・`)< 来年は勝てるかな?