2009/09/17(木)22:18
「カウワンの人生喜録」の巻
↑ (ノ∀`) とても同じ人物には見えん。。。↓
「面白いにも、ほどがある」と、言いたくなるような経歴を歩んできた、NZ・ウェリントン出身のぺック・カウアン。
チビッ子の頃には、なんと!!
前ABs主将のタナ・ウマガと裏庭で、タッチフットをして遊んだ仲。
家族が友人だったこともあり、カウワンはウマガの姉妹に世話をされながら育ったそうです。
(*´∀`)
ぺック・カウワン:
「NZに生まれ育った小僧っ子にとって、ウマガの存在は大きかったです。
ウマガと定期的に会ってタッチフットをしたことは、とても素晴らしい体験でした・・・
私の母と兄弟姉妹は、まだウェリントンで暮らしています。
父方の親類の多くも、まだそこに住んでいます。
生まれ故郷でABsと対戦することに、少し肝をつぶしております。
彼らから手紙を貰いましたが、みんなが私を応援してくれるので、とても心強いです」
!(;`・ω・´)。。
ちょいと複雑な家族構成を持つカウワン(よく分からないけどウマガもか?)は、ウェリントンに生まれました。
その後、15歳で(資料によっては13歳?)、父と豪州・NSW州へ渡りました。
当時のカウワンは、15歳にして『ハンデ4』を持つほどのゴルフ小僧だったらしく、地元のゴルフコースから奨学金を得てスポーツ系の学校に進学したり、ジュニアの大会にコースを代表して出場するほどの腕前。
しかし、そんな彼に転機が訪れました。
(*´∀`)
ぺック・カウワン:
「私はNZから引っ越してきたので、周りに友人がいませんでした。
でも、ラグビーは新しい友達を作る、一つの方法であると分かりました♪
それから、私はラグビーの友情を楽しみました。
私にとっての僅かな楽しみとして、ラグビーをプレーし始めました。
ラグビーは、それから上達しました。
その後、フロントローのポジションを得た私は毎週日曜日になると、ゴルフとラグビーどちらをプレーするのか選択を迫られ、これでは今までのようにゴルフを上手にプレーのは不可能でした。
ゴルフは個人競技です。
しかし私は、自分を励まし、親切にしてくれた仲間と一緒に居ることの方が好きでした・・・」
(;`・ω・´)
ラグビーに専念してからというもの、高校代表、U-19、U-21、豪州A、今ではワラビーズにまで上り詰めたカウワンですが、ここまでの道のりは、当然ながら簡単なものではありませんでした。
19歳のころ('06年)、当時、新設されたウェスタン・フォースのジョン・ミッチェル監督に、その才能を見出されパースのクラブに移籍するも、ラグビー経験は他の選手たちの半分以下。
「せっかく、プロのラグビー選手になれたのに・・・
シドニーで所属していたクラブでいうと、3軍レベルのチームでプレーさせられていました。
とても辛かったです・・・」
と、本人が語るぐらいに、一からラグビーのイロハを学ぶ日々が続きました。
そして、その年のSP14出場は1試合のみ、翌年は『0』という有り様。
(´ω`。)グスン
しかし、その年に選ばれたU-21代表で活躍し、「豪州国内ユース・MVP賞」を獲得してからは、カウワンのラグビー人生が一気に花開く。
翌年('08年)のSP14では、9試合出場。
そして今季は12試合に出場し、レギュラーを獲得しただけでなく、6月のワラビーズ・スコッド発表では「サプライズ」と言われるほどの、まさかの初選出♪
キタ━━━( ;∀;) (つω;`)━━━!!!
スコッド発表のあった当日。
カウワンは、まさか自分が選ばれるとも思わず、お気に入りのジェイソン・ムラーズを聞きながら海辺をドライブして黄昏れており、ディーンズ監督直々の電話を受け損なってしまいました・・・
(*´∀`)
ぺック・カウワン:
「私は、家に帰るまで気付かなかったので留守番電話をチェックしませんでした。
『折り返し電話を下さい』という、ディーンズ監督の話す懐かしいニュージーランド人のアクセントを聞いて、驚くとともに私がそれまでしていた全てのことを止めました。
その時、一緒に居た私の彼女は、『真っ青になってるよ』と、言いました。
私が、真っ先にしたことは、ディーンズ監督に『電話に出れず、すみませんでした』と謝ることでした・・・
監督からは、『あなたは、この国の代表選手としてプレーする気がありますか?』と尋ねられましたが、私の口はカラカラになっていて、上手に話すことができませんでした。
そして、やっとの思いで口を開き、『I'd love to... (宜しくお願いします・・・)』と言おうとしたら・・・
気が動転しており、監督に向かって、『I love you... (あなたを愛しています・・・)』と、言ってしまいました。。。」
(ノ∀`) やっちまったなぁ。。。
6月のイタリア戦で初キャップを獲得。
先のボクス戦にも出場し、ここまで2キャップのカウワン。
さてさて、今週末の一戦では、故郷に錦を飾ることが出来るのでしょうか??
画像引用:zimbio.com
記事引用:ココ、ココ、ココを、中心にまとめました。
PS.
(/ω^\)
恥ずかしながら、私もカウワンと同じぐらいのハンディキャップを持った、ゴルフ小僧だったのですが・・・
幼なじみの誘いにより、初めてラグビーをプレーしたところ。
あまりにも面白すぎたもので、カウワンと同じように、とっととゴルフを辞めてしまいました♪
もしも、こちらをご覧の方で、「ラグビーを始めようか? 始めるまいか??」と、迷っている方がおられましたら・・・
入門するレベルは関係なしに、とっととと始められた方が良いかと思われます。。
また、現役ラガーの皆さん、これから公式戦の開幕かと思いますが、頑張ってくださいませ。
m(_ _)m