2009/03/17(火)20:33
テレビを観ていて思ったんだけど、どうして自分のことしか見えていないんだろう?
テレビでね、生涯医療費のシミュレーションやってたんだけど、糖尿病の人が治療をさぼったり、薬を飲まなくて医療費がどんどんかかるようになってしまったという話だったんだけどさ、こういうの、もうそろそろ厳しく言っちゃっていいんじゃないかなぁ?
つまりさ、不摂生で病気になったり、治療をめんどくさがって悪化させてしまっても、医療費は、その本人の負担分1~3割以外は税金で9~7割その医療費を支払うことになるんだって。
他人のお金だぜ!と。
病院に行くたびに、ひと様にお金を払ってもらっているのと同じなんだよ。
僕が言いたいのは、病院に行くなってことじゃなくて、自分の生活は自分だけで成り立っていないということを、はやく気がついてほしいということなの。
道路だってそうだし、水だって、もちろん教育だってそうだし。
自分の生活をよくしたいなら、自分のことだけ考えていては何にもよくならない。
仮にあなたが暴飲暴食を繰り返し、結果、糖尿病になったとしよう、その医療費のために健康で病院にお世話になることなく暮らす人が治める健康保険料をあなたが使ってしまっていることになる。
健康保険制度は重要なものだ。
アメリカのように健康保険制度が無い国では一度入院なんてすると大変なことになるってのは有名な話。低所得層がなかなか病院に行けないとか適切な医療を受けることができず問題になる。そういった健康格差をなくすという目的、最低限の健康を保障するために健康保険制度は存在する。
国民がお互い税金によって支え合うことで、互いの健康を保障し、ひいては人権そのものを保障している。
もう、税金が高いとばかり言う時代じゃないんだ。
適切に税金を使わせ、できるだけ多く税金を納めようじゃないか。
それが日本という国を住み好くする最も適切な方法だと僕は思う。
適切に税金を官僚・行政が使えないのは、国民一人一人が何をするにも税金で支え合っているのだという意識が低いからだと思う。官僚・公務員も会社員も団体職員も無職もすべからく日本国籍を持つ人は日本国民。
税金を払わないのなら、日本国民をやめ、日本という国の庇護から抜けなければならない。
私は好きで日本人になったわけではないという人もいるかもしれない。
なら、どこへでもあなたの好きな国へ行けばいい。
そこの国でそこの国の決まりに従い生きるだけのこと。