大分くんの日記☆

大将軍神社

一月十三日、挾間町の大将軍神社の春季大祭に行ってきました!
牛馬の神様として有名な神社で、
初日には挟間で飼育されている牛がお祓いを受けにきたそうです☆

境内では神楽が行われていました☆

近くには不動明王があり、
そこをさらに上っていくと大将軍公園があります。
高台にあるので景色が良かったですヨ!


大将軍神社 春季大祭




≪大将軍神社 由来記≫

祭神
保食神 伊邪那岐神 岩長姫神 阿須波神 波比岐神 市杵島姫神 
スサノオノミコト 大歳神 武岩立神 大山津見命 櫛稲田姫命 天水分神
大国魂神 倉稲魂神 崇徳天皇 菅原道真公 加藤清正公

由来
右保食神、伊邪那岐神、岩長姫神の三神は元京都に鎮座しその後加賀国(石川県)篠原村に遷座ましました三柱にて、寿永年間源平争乱、平家の余族北国に敗走するとき、同社の社司加藤兵部太夫が災害波及を怖れこの三社神を奉体し篠原を去り豊後国姫島に移る。壇ノ浦の役後更に姫島から同国洗の里に転じ、ここにて国安泰の時を待つ、これよりこの里を時待(現在の挟間町大字時松)とす。或夜神託あり曰く、「一里東南方に清潔なる高山ありその山頂に遷座せよ」と、太夫霊夢を感じ直ちに同山に奉遷し、故郷の名を取り同地を篠原と名づけ小倉山三柱神と称す。代々藩主の崇敬厚く、肥後藩十代藩主肥州太神細川越中守斎護公より神輿及び九曜紋付高張提灯の奉納あり、大友義鎮奉納の太刀等今尚保存す。
明治十二年に、阿須波神、波比岐神、市杵島姫神、スサノオノミコト、加藤清正公の五神は元篠原村内の各小社に崇徳天皇、大歳神、武岩立神、スサノオノミコト、櫛稲田姫命、大山津見命、天水分神、倉稲魂神、大国魂神、保食神、菅原道真公、加藤清正公霊の十二神は元小野村内各小社に鎮座せしを合祀し、社名も大将軍宮・松原神社・保食神社と変遷を経たが大正十三年郷社昇格を機に現在の大将軍神社と改称した。
古くから牛馬・農耕・交通の守護神として信仰され、遠近を問わず参詣する者が絶えない。ちなみに、豊後国志に「此祠、専祷請牛馬之疾云々」と記されている。
毎年一月と九月の十三日・十四日・十五日に大祭が行われるが、特に一月十三日の大祭初日にたつ市は、大将軍市として、浜の市、賀来の市と共に大分郡市の三大市として有名である。


≪牛馬の神様大将軍神社≫

大将軍神社はもとは加賀の国の篠原岳にござった神様だった。そこに加藤兵部太夫という人がいたが、源氏と平氏の戦いが激しくなったので安全な所を探して時松にやってきた。そこから神のお告げでこの篠原の小倉山に来ることになった。大将軍神社はもともと牛馬の神様だったが江戸時代熊本の細川越中守綱俊という殿様が参勤交代で野津原まで来たとき馬の元気がなくなって進もうにもどうにもならんようになった。
 そこで家来たちは相談して大将軍神社に参った。そうして野津原に帰ってみると馬はぴんぴん元気になっていたのでさすがに大将軍の霊験はあらたかなものじゃといって評判になった。殿様は帰りに御礼参りをし、その後神輿を奉納したんと。

(参考文献:挟間町教育委員会)





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