日本映画監督協会新人賞
今年の日本映画監督教会の新人賞は、井口奈己監督(1967年)の「犬猫」だ。最後まで大賞と競い合ったそうなのが、(林はよく知らないが会報でみた)あの「下妻物語」(中島哲也監督 1965)だ。かなりのキャリアがある方々もエントリーされる新人賞だが、それはいいとしてずっと見る機会がなくて今日初めてみた。ちなみに僕らの「らくだ銀座」と林弘樹は去年ももちろん今年も選考の対象にもなっていない・・・残念だけどこれが現実。(日本映画界のことに関しては今回話がそれるので省略)そしてそして「下妻物語」の感想。すごくすごーくおもしろかった。笑えて泣けて、感動大作だった!!!!!監督がCM(キリンの卓球編 豊川悦司)を手がけてる人なのでCMっぽい感じがしたが、それがまた実に良かった。脚本よし、演技よし、俳優よし、音楽よし、映像よし!まいったな~、と思った。更には下妻という土地柄をうまく生かし、また更にはスポンサーというか協力企業をうまく加工している。僕は批評家ではないし、批評家は嫌いなのであまり感想めいたことは書きたくないが、一言でいえば、この映画をみてスッキリしたし感動した。ここ最近でみた映画の中では、ダントツおもしろかった。トムハンクスのターミナルもなかなかいいなと思ったけど、一気にかすんでしまった。悩みや疲れも吹き飛び、明日も頑張ろうって思った。映画っていいなって思った。