ぼっちる~む

2007/02/15(木)23:05

「魂萌え!」

映画(96)

桐野夏生さんの小説を映画化した人間ドラマ。 2年前に発売された時、書店で目につき買ってきた『魂萌え』の本ですが、ず~と読まず積んであります(汗) 少し前に某国営テレビでドラマ化されて放送されたのを見逃してしまったので、映画を見てきました。 定年を迎えた夫(寺尾聡)と平穏に暮らす妻敏子(風吹ジュン)だが、ある日夫が心臓マヒで急死し、葬儀の後に夫の携帯にかかってきた女性からの電話で浮気が明らかになるが・・・。 愛人(三田佳子)との対面や、勝手に同居を決め込み遺産相続のことまで言い出すあきれた息子などに振り回されながら、敏子がだんだんと自立して行く姿を描いているのですが、主演の風吹ジュンさんがどんどん生き生きとして綺麗になっていきます。 愛人役の三田さんのちょっと狂気がかった演技も圧巻でした。 死んでから浮気が発覚した訳で、生きているうちにバレた場合と比べてどうなんだろう・・・とか 浮気に気づかない妻が鈍感なのか、気づかれないように浮気する夫が達人なのか・・・とか いろいろ考えてしまったけれど、ま!浮気は気が付かないようにしてもらいたいもんだよね(しみじみ)・・・いや気が付かなきゃいいってもんじゃないよ・・・うん! 敏子が学生時代からの友人といつも仲良く4人で集合、年をとっても昔のまんまのあんな仲間がそばにいてなんか羨ましかったなぁ~ “肉体は衰えても魂は萌える” 萌え~!萌え~!おばさんになってやるぞ~!     という映画でした END

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