カテゴリ:映画
樹木希林さんが好きなので見てきました。 リリー・フランキーさんの小説を映画化、オダギリ・ジョーさんが主演。 女手一つで息子のために働くオカン、東京に出て大学に入ったものの自堕落な生活を送るボク、やっと自立できるようになったころ、オカンが癌に侵されていることを知らされる・・・ という物語なのですが、ストーリーというよりはどこにでもある日常が描かれています。 若い頃のオカンを希林さんの実娘、内田也哉子さんが演じているのも話題になっていましたが、希林さんにそっくりでこの起用は大成功だったと思います。 息子にグチひとつこぼさないオカン役の樹木希林さん、どこか頼りないボク役のオダギリ・ジョーさんがとてもいい味出してました。 オカンが若い頃、3歳のボクの手をひいて家を出るシーン・・・ 大人になったボクが、今度は病に侵された老いた母の手をひいて病院に連れていくシーン・・・ がとても印象に残っています。 親というもののありがたさ 無償の愛 そして必ず訪れる別れ・・・ 見る人それぞれが、それぞれの思いで見る、そんな映画でした。 母の日に見て欲しい映画です。 来月は乳癌で逝った母の十七回忌です、ずっとお墓参りに行っていなかったので、行って来ようと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.05.10 13:15:19
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