2011/11/18(金)22:00
Iceland(アイスランド) 13日目
友人のCちゃんに、アイスランドにはオノ・ヨーコの平和の
何とかがあると教えてもらっていた。
そしてアイスランドに来てから、それはイマジン・ピース・タワー
のことであり、ジョン・レノンの誕生日から没後の10月9日から
12月8日と、冬至の1週間、12月31日、イースターの1週間などに
ライトアップされることを知った。そして、時々夜出歩くと空に
向かって光線が放たれているのを見ていた。
今日は特別な日で、夜にこのイマジン・ピース・タワーに行って食事をし、
ガイドに話を聞くというイベントがある。
12900Iskするので迷ったが、行ってみることにした。
まず、朝からインフォメーションセンターに予約をしに行った。
そして、海の近くにあるBaejarins Beztuというホットドッグ
スタンドに行った。ここのホットドッグはクリントン元大統領
も並んで買ったということで写真もあった。
パンにカリカリの玉ねぎがひいてあり、その上にソーセージ、
グレービーソース、すっぱいマスタード入りのマヨネーズが
のっていて、とてもおいしかった。家でも再現してみたい。
夜のイベントはレイキャヴィークのスンダヘプンの港から
ヴィズエイ島まで10分ほどフェリーに乗っていくところから
始まった。
まず、レストランで
前菜:温かいはちみつをかけた七面鳥とベーコン
コーンフレーク、ドライフルーツ、スクランブルエッグを添えた
‘朝食と夕食‘
メイン:マスタードとコショウのビーフステーキ
ジョンの好物のクランベリーソースを添えて
デザート:チョコレートケーキ
マシュマロとストロベリーフィールド
を頂いた。
この間にビートルズやオノ・ヨーコの歌をアイスランドのミュージシャンに
よる生演奏で聞いた。
この後、ガイドに連れられてイマージン・ピース・タワーまで移動。
直径4m、高さ2mの円筒にライトアップされるときは15本の光が
空に向かって放たれる。
円筒は日本製で特殊な白いガラス板、地面のほうにはこれを取り囲むように
アイスランド製の石板が円形にはめ込まれている。
この下には世界から集めた願いを書いた紙が埋まっていて、2000何年かに
あけてみるそうだ。
これはオノ・ヨーコが長い間温めてきた構想だそうで2007年に作られた。
ウィッシュ(願い)が強い光となってウィッシング・ウェル(井戸)から
発信されるというアートになっている。
なぜアイスランドにできたかというと、アイスランドが特別な存在(世界
最北の首都がある)であり、地熱や水力エネルギーを主とした環境にやさ
しい国であり、水、空気、土壌がピュアできれいだからだそうだ。
白いタワーには24ヶ国語で「イマジン」の歌詞が刻まれている。
日本語のも2箇所見つけた。
Photo:オノ・ヨーコの言葉
私はビートルズやオノ・ヨーコのファンではないが、日本人として
このイベントに参加して本当に良かった。
仲良くなったアメリカ人2人ともジョン・レノンの話にはならなかったので、
特別な興味がなくても楽しむ人が多かったのではないかと思う。
ちなみに今回、日本人は私だけだった。