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カテゴリ:思うこと

りうりうさんのご意見にトラックバックさせていただきます。
http://plaza.rakuten.co.jp/ryu2smilingly/diary/200604270000/

私は、生まれてこの方制服というものを着用したことがありません。
幼稚園の時には決まったスモック(死語・・・)が、あったようですが、
この辺りの公立小学校には制服が無く、
中学校からはわざわざ選んでこの辺りでは唯一制服のない私学の女子校に行きました。

中学から、サンダル(ゴム草履は不可)を履いて、バスケットに勉強用具を入れて
通学しても良かったのです。
勿論私学ですから経済的には恵まれた家庭の子が多く
中にはびっくりするような格好で来る子もいました。
でも、中学生です。

変わった格好で来させるお家は
やはり、変わったお家でした。
急に服装が変わった子は
交友関係や自分の興味が変わった子が多かったです。
外見で人を判断してはいけないと言うけれど
どんな服を着るか、どんな格好で学校に来るかはやはりその子を表すものでした。

そして、殆どの子は
それなりに学生らしい、普通の格好で学校に来ていました。
華美な服装をしている子に影響される子は
やはり、自分の価値をそこにおいている子達で、
その子達はその子達で群れていました。

「個性」「自由」が大切にされる学校で
付和雷同・自主性のないことが恥とされる校風だったからかもしれません。
みんなが同じ高校に進学する中で
一応あった卒業式。
「何を着ていこう?」と考えるのもまた楽しかったです。
びっくりするようなスーツを着てくる子もいれば
カジュアルな格好の子もいました。
どんなときでも「今、自分は何を着るか」というのは
「自分」を確立するのに、一つの大切な選択だったと思います。

出来れば、娘も同じ道を歩ませたいと思っていましたが、
私立中学を受験するための労力と犠牲にするものの大きさに
地元の中学に進ませたのは、何度も書きました。

はじめて、娘が中学に通う日。
いつも、パンツしかはかない娘のスカート姿。
今まで、ダサイと思っていた制服が、光り輝いて見えたのです。(単純うっしっし・・・・)
同じ制服を着ている子どもがみんな可愛く見えました。

娘は、本当に自分の中学が好きでした。
だから、制服はいつもきちんと着ていました。
入試の時も、自分の中学からただ一人、同じ制服を着た人がいない中、
胸を張って国立の附属中学に挑戦しました。

同じ中学に入った息子も
クラブを通じて愛校心を持っています。
制服の時、そして、クラブ指定のジャージの時。
いつも、どれだけ自分のしていることに注意していることでしょう。
自分の学校の名前を汚すようなことをしてはいけないと。
店舗にもコンビニにも寄りませんし、買い食いなんてとんでもありません。

小学生と中学生の差。
ウチの地域では、それは制服があるか無いか。
小学生は、地域で自由に遊び回り、
中学生になると制服を着て帰属意識を育て、
自分のすることが自分の所属する社会の評価となることを覚えていく。
なかなか良くできたシステムだなあとちょっと感心したのです。
(うまく機能しているかはまた別よ。)

ウチの地域はとにかく色々な私立中学が乱立しており、
1台のバスに何種類もの制服の中学生が乗っています。
だから、制服のあるのも仕方ないかなと思うし、
中学になると、そんなに走り回るわけでもないので
結構、役立つこともあるのかなと思っています。

ただ、本当は、制服はいらないと思ってます。

私たちは、制服が無くてもちゃんと自分の学校に誇りを持っていました。
制服が無くても恥ずかしいことをしようとは思っていませんでした。

そして、何より、
「何を食べて、何を着るか。」と言うことは、人間のとても大切な選択だと思っているからです。
自分を表現する、自分を主張すると言うことは
生きていく上で、ものすごく大切なことだと思っているからです。

ウチの辺りでは、高校になると私服の高校がぐんと増えます。
中高一貫でも中学だけ制服で、高校は私服なのです。
はっきり言って、名門私学ほど制服がありません。
それも、ただ東大にたくさん入れる高校ではなく(入れるんだけどね、これが)
伝統のある、しっかりした教育方針のある私立高校ほど、制服がありません。
うちの娘の国立附属も、高校になると制服はなくなります。

このご時世で、私立ですから、
とんでもないブランドものを着てくる子も勿論います。
でも、それは社会と同じです。
あの子が着ているから、みんなが着ているからと言う価値観で動く子は少ないと思います。
と言うか、動かなくなるのです。

みんなが違って当たり前だから。

みんな、バラバラだから。

みんなが、家庭環境も違い、才能も違い、経済状況も違う。
そのことを認めるのはとても大切なことです。
でも、高いおしゃれな服が着られなくてもそれは恥ずかしい事じゃない。
特に学校では、良い服を着ているからモテるなんてことはありません。
ある意味、ものすごく実力勝負の世界です。
どんなにダサイ格好をしていても、内容のあるヤツは格好良い。
それを、一番実感できる場所なのです。

私は、制服を着たことがありません。
そのことはきっと、今の私を作るのにとても大きな要素だと思う。

人のことを気にしない。
どう思われても良いと言い切れる。(本当は嫌だけれどね、
そう突っ張ってるんです。)





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最終更新日  2006/04/28 03:32:51 PM
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