我が家の小正月
とんど行事も終わり、冬ごもり時期ですが暖冬で雪が降りません。残しておいた供え餅を取り出してきました。固くなったお餅は「押し切り」で刻みます。この農用工具は牛馬時代の稲藁、雑草、牧草等・・・の手動裁断機です。稲わら、雑草、牧草を3/4cmに裁断し台所残飯等を混ぜて牛馬に与えていました。高校時代は夕方の餌当番は私がやっていました。一見して恐そうですが、手動ですので勘をつかめばケガをすることはまずありません。家畜農業時代が終わって機械化農業となってからは不要となったのですが、春秋の畑作業の整理にはこれを持ち出して不要野菜を寸断して彼方此方に撒いて有機肥料づくりにも人役役立てています。お餅が固くなっているので包丁では刃こぼれするのでこれを使用するのが最適です。<6個の供え餅><小正月行事について>WEBより今年の農作業が、順調でありますように。豊作の秋を、迎えることができますように。そんな祈りを込めて、「餅花」を飾りました。元々は、ヤナギなどの枝に、紅白の餅(団子)を小さく切って刺したものでした。が・・・時代の流れとともに、黄色や緑色などに着色した餅が飾られるようになります。小正月行事は旧正月と混同されてわが地方では「田正月」とも言ったりするようになりました。柳に米粉団子を付けて田圃の一角に取り付け「五穀豊穣」をお祈りしたものですが、これも機械化農業時代になってからは自然と廃れてしまったようです。<WEB>より借用 田正月 父もこのようなことを行っていました山陰ではお雑煮は「小豆雑煮」と相場が決まっています。今回もこれでいただきました