2008/12/28(日)21:21
お正月準備
29日餅はつくな
当地の昔からの習慣である。
縁起が悪いとのことで毎年28、30日に正月餅をつくことにしている
恒例の年中行事で早朝から娘夫婦が手伝いに来てくれて大助かりで餅つき作業は全員で手際よく行い6升の餅つきを終えた
午後からは1.2kgの手打ちソバ打ちである
早めに正月気分になったようであり、賑やかな年の瀬行事であった
昭和時代まで我が家では餅つきは杵餅をついた
作業場は当然屋外となる。臨時の焚場を設け赤々とを炊き臼にはしめ縄を巻いて約1斗の餅を突き上げた
父はどういう訳かこういった力仕事は私に任せ(高校生頃から)自分はこね手の方に廻って「ああだ、こうだ」と指図ばかりしたことを思い出す。
やっと餅がなくなると今度は「旧正月」でまた餅つきであったし、3月の節句にも餅つきで祝った。
親戚、近所の祝い事はたいてい「餅と酒」でセットのお祝いであった。
近年はこの風習も簡素化され稲作はもち米を栽培しなくなった。
コンバイン(大型稲刈機)の導入では細かい部分まで掃除が不可能なのだ。
少しでもうるち米が混入していたら良いお餅がつき上がらないし、見た目が悪くてお祝品にはならないので餅米は購入することにしている家庭もザラである。
ソバ打ちの間は私は神棚のしめ縄飾りに専念することが出来て大いに能率が上がりました。この白い短冊(中折)のようなもの(ヘイと言うそうです)がなかなか思い出せなく汗だくであった
しめ縄飾りはまだ明日も続きます。