カテゴリ:アマチュア無線
昭和の末頃であったでしょうか・・・我が街に児童文化センタが出来て同一敷地内にプラネタリュームも同時に建設され「子供の科学館」として現在に至っています
今でも週末となれば多くの児童の健全な遊び場として明るい児童の声が館内に響き渡り明るい雰囲気を漂わせてくれています 当時アマチュア無線愛好家の諸先輩の寄付行為でこの館内に「米子子供アマチュア無線局」コールサインJR4ZQZで運用を始めました 当時はパソコン、携帯電話もない時代であったし無線機も児童にとっては高値の花でありました アマチュア無線を楽しむには国家試験という難関があって「誰でも楽しむ」という事が出来ないのが難点であります そこで諸先輩が講師となって児童に免許を取得してもらって運用はこの文化センタに出かけて無線通信の楽しさを体験しそれはそれは賑やかなことでありました 「知らない人と何百km離れて無線交信する」児童にとってはなかなか融け難かったに相違ないがそこは子供のこと、すぐ慣れてきて全国の人と交信する醍醐味を体験したアマチュア無線家も多いことでしょう、その交信記録が今でも保存されています しかしいつまでもこの時代が続く訳がない、前述のPC,携帯電話の普及によってだんだん愛好者が激減してきた、折も折 台風19号(リンゴ台風)、鳥取県西部地震によって老朽した屋外のアンテナもダメージを受けて会員一同で大掛かりな修理を行い現状復帰させ現在に至っています ただ当時と様子が異なり誰も無線に興味を持たないのです、私たち20人はその宣伝と普及の役を行っています 週末にはこのセンタに行ってここで全国相手にアマチュア無線を行います。 「ただ今から2回でアマチュア無線の公開運用を行いますので興味のある方はお集まり下さい」と場内アナウンスをしてもらうこととしています。 1月は誰も運用がなかったので今月早々、6人の会員が集結しデモンストレーションとなりました 集ってきてくれた子供たちはわずか5人ほどだったが若いお婆さんと小学生1,3年の兄弟が終始興味をもって質問し「楽しそうですねこの子供たちに免許を取得させますので後は宜しく・・・」ということとなって、資料で資格取得までの講習講座を説明した次第です 子供たちの技術離れが進んでいるという・・・・少しでも無線技術に興味を持つ児童が育って欲しい・・・それを念じつつ私たち会員はボランティアに通います お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アマチュア無線] カテゴリの最新記事
|
|