2009/04/13(月)15:27
ここにも早春賦の碑が・・・・
お花見も大勢の方に観てもらったのでこのくらいにして話題はガラットかわります
日記ではありません、童謡、唱歌の話題です
話題としては2ケ月程遅れてしまいましたが皆さんはあの郷愁を誘う「早春賦」の唱歌を御存知の方も多いですね
「春は名のみの、風の寒さよ~」
という有名な歌詞で始まる歌で戦前戦後を通じて現在でも歌われている愛唱歌で唱歌百選にふさわしい名曲ですね
この歌碑が「どこにあるのか」検索しますと「安曇野、穂高川河畔に建てられている早春賦の碑」が紹介されています。
至極当然のことだと思います
大正の初年、安曇野にやってきた吉丸一昌は、穂高川の川沿いの土手を歩きながら、ふと「春は名のみの風の寒さや」と口ずさんだとか・・・
私の楽天BLOGの「お気に入り」としています「フォト安二郎さん」がこの歌碑を先日紹介されました
素晴らしい写真ですね、しばらくご覧になって下さいませ~♪
ところがまだ、この歌碑が他にも存在するといったら驚かれますか?
ここは南大山のダイナミックな崩壊美がみえる鳥取県日野郡江府町御机(みずくえ)地区です
南大山の残雪をバックに茅葺(かやぶき)小屋が程よくマッチして昭和レトロを彷彿させる美しい光景で私の大好きな場所です
ここに五輪塔が3つその右に三角の石碑がありますね・・・・
この石碑は昔から存在してたのではありません
平成になって地方新聞「日本海新聞社」が「童謡唱歌百選」を選定しました(その経過は私には分りません)
その歌詞にふさわしい鳥取県内の名所を探し郷土の画家にその場所で絵を描いてもらって解説は新聞記者が名文を添えました
毎週1回、日曜日当時としてはカラーは珍しくその美しい絵、歌詞、解説文とマッチして読者の人気を博したものです
約2年間連載されたのでしょうか、その原版の絵画は*号(大きな座布団)程度で県内の美術館で披露されました。
勿論私も出かけました、百枚の絵画の作者には知人他、義兄の絵画(題名:海・・海は広いな大きいな・・・)も展示され楽しく鑑賞いたしました。
それを記念してこの碑が平成8年に建てられました
※百箇所で総ての記念碑が出来た訳ではありません
歌詞の1番から3番までフリ仮名入りで入念に刻まれているのには感心しました
出来たての頃は白っぽかったのですが日当たりのよい場所ですのですっかり日焼けをしてしまいました(2枚の写真は7年前撮影したものです)
<お断り>
この記事は昨年3/18「春は名のみの早春賦」 小生BLOGの補足再掲です
信州と山陰の架け橋としたかったのが本意なのであります
「早春賦」作詞:吉丸 一昌 作曲:中田 章
引用:うたのMIDI(世界の歌、日本の歌、童謡、民謡、わらべうた)より
<余談>
この「早春賦」は全国で4箇所あるということですがもう2箇所は何処だか御存知ありませんか? 当時の検索では表示されていましたが現在ではみあたりません・・・・