カテゴリ:農業,園芸
すでに3月中旬、年度末になってあわただしくなってきました。
わが公民館の「蔬菜同好会」は全国的にも珍しい県内の「鳥取県農業大学校」の視察研修に出かけてきました 開校は昭和4年財団法人山陰国民高等学校として開校、農村中堅人物の要請を目的に設置され81年の歴史があるというから驚いた 研修課程も世の変遷に伴って改名、今にいたっている。 現在では教育課程は養成過程農業課程を5つの専攻コース(果樹、野菜、花き、作物、畜産)のコースとなっている。 主として高校を卒業した生徒を中心とした2年制をとっているが短期養成コースもあるらしい。 研修生の私たち23名はどちらにも属さない「見学者」なのだ といっても90分の座学を受けた。 1.野菜に適した土壌とは 2.苗づくり 3.春、秋野菜の植え付け 4.元肥、追肥について 5.連作障害について 内容の濃い講義であったが面白かったのは次のことだ(連作障害について) 野菜名でもって連作障害と定義しないということだ? どういうことかというと キャベツ、カリフラワー、ブロッコリー、カブ、コマツナ・・・(科名:アブラナ) たまねぎ、ワケギ、ニンニク、ラッキョウ・・・(科名:ユリ) パセリ、せるりー、セリ、あしたば、ミツバ・・・(科名:セリ) ・・ と科名分類してあって アブラナ類を毎年同じ場所で作ると連作障害を起すのだが科名を変えれば(例えば次年度玉ねぎを作る)連作障害ではないということらしい。 少しは気持ちが楽になった気がしてきた。 がしかし、と追記がつく 出来るだけ接木苗を使って下さい、しかも定植時には接木部分が土面より上になるよう(浅植えすること) ※下になると雑菌が混入するのが怖いという。 2,3の質問で後は施設を見学させていただきました。 もう既にスイカ(トンネル栽培)が定植されているのを見てびっくりです・・・ ここから実習棟が続きます 既にトマトがここまで生長して・・・勿論夜半は暖房管理です 3時間ばかりの視察研修をうけて後は会員で懇親会 バスに揺られて随所でお土産タイムでした 同じ県内で約往復80kmの工程は楽しかったです。 帰宅したら足音に気が付いたのか元気になった「さくら」の手荒い歓迎を受けました 急いでUPしましたので内容が薄いものになってしまいました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[農業,園芸] カテゴリの最新記事
|
|