2010/05/08(土)22:39
神は悪ふざけを成された!
バカ陽気も去って爽やかな5月晴れです部屋は冬夏の衣類がいまだに同居?しています。
話はこの4月の話題で「山シャクヤク」にしました。
私のBLOGの壁紙に使用しています白い花、これが「山シャクヤク」で撮ったのは4年前の写真です。
自宅の屋敷で自生しています(放ったらかし)といっても20年ほど前に父が山野草同好会の友人から戴いたものらしいのです。
この花が咲くと「大きな花だなあ」くらいしかの感情しかありませんでした。
日陰の場所で背丈40cm、早春になったらニョキニョキ土から芽が出て瞬く間に成長し4月中ごろ開花して5日程度で花期は終わります。
その後は繁殖するわけでもなくそのまま季節が移り変わり紅葉することもなく枯れてしまいます。
鉢植えではないので手入らずで花をみた後は存在すら忘れてしまいます。
無肥料で放任栽培!ですから少しも増えません、花と一緒に実を付けて種子が出来ま
すがこれに養分をとられるというので摘みとっていました
「山シャクヤク」は2年おきに咲く花だと思っていたのですがWEBを見るとそうではないのですね
昨年は咲いたので次年度も咲かせてやろうと花が終わってお礼肥、鶏糞をパラパラ
とやったり、寒肥も施肥したと思うのですが・・・・・忘れました!・・・
そうしたら驚きましたね、今年3月早々、新芽の中から3個の蕾が付いて成長を続けて今
回見事に咲きました。
<少し開いてきました>水滴が見えますね・・・
<雨水がいたずら>丸く咲くんですがね、水でグシャグシャです
ところがこの開花期間中にあの連日の、寒気、寒風、降雨にあってしまったのです
連続して降雨ではありませんが花びらの中は水浸しでビシャビシャで乾く暇がありません。
こんな毎日が4,5日も続いてとうとう3本とも花期を終えてしまったのです
ご覧のとうりお椀型のタイプの花ですので水が貯まり易くなっています。
毎日何回かを試みたのですが立派な姿を見ることが出来ませんでした。
<さんざんです>中はご覧のとおり
西洋式に云えば「天の神は悪ふざけをなされた」ようです。
しかし、これで毎年花期を楽しむことが出来ることを一つ覚えたのは成果です。
一般に生り年、裏年という花、果物はよくありますね。
これはどうも管理次第では毎年咲かせたり、成らせたりすることは可能だと思うようになりました。
今年も立派な「山シャクヤクが咲きました」とUPを予定していたのですが折角咲いてく
れたのでご披露させていただきました。