カテゴリ:農業,園芸
関西以北は昨日は慈雨だったそうですね。
被害のあった地区もありましょうけどここ山陰にとっては羨ましい限りです。 梅雨明けしてトライアスロン大会・・・・ずっと降っていないんです しかし飲料水、水田の用水はたっぷりとありますのでご心配には及びません なにせ春先の天候不順、6月の長雨でしたからこれで渇水だなんて絶対言わせませんぞ(笑) ダムは溢れるばかり満水だろうと安心しきっています ---------------------------------------------------------- 毎年この時期は水稲のJA委託消毒です。 水稲の消毒は2回散布が原則です。 1回目:出穂20前頃 2回目:出穂頃 それぞれ薬剤は異なります1回目は病気予防(いもち、紋枯れ病)、2回目は害虫退治です 払暁5時、闇を蹴立てて・・・・一番機がやってきました(空襲みたいですね) このヘリは自重80kg、両脇に計18リットルの水和剤を積んで約1haの防除が出来ます。 <補給> へりの操縦者は1人ですが対岸に1人で計2人でコンビを組んで連絡は無線機(携帯電話ではありません)で行っているようです。 その他に2人が同伴者で1人が薬剤、燃料運搬。 もう一人は地元案内人・・・・合計4人のコンビで行われています。 先日はヘリ墜落で死亡者が出たニュースが伝わって来たのですが、これはラジコンへりですので墜落しても人命には直接関係がありませんから少しは安心です。 と言うのは水田上空スレスレ状態で防除しますのでトラブルでも発生したら直ぐ不時着ですからOPサンは真剣そのものです。 数年前まではこのレリ防除は交通整理、監視委員付きを原則として物々しく行っていたのですが安全性の向上、ヘリの小型化によって省力化が図られたようです。 しかし起伏の激しい山岳地帯では操縦を誤れば一機*百万円がパーになるのですからあまりサービス過剰の散布は行われないのは仕方がありませんね。 ご存知かと思いますがヘリは前進、バックするのは方向転換致しません。 1直線を前進、後退で仕事をします <前進>稲の倒れ方に注目して見て下さいね 私はヘリのメカにはトンと無知なのですがこれは非常に効率の良いことだなあと感じました <後退>正式にはバックといわないのだそうですね! 人間もこんな動作が出来たら便利だろうと思わず感心した次第です そんなに風の強い日でなかったのですが、OPさんも何せ毒物薬物の操作ですので早めに切り上げたのでしょうか 午後からはヘリの音は聞こえなくなりました 明日もわが校区で行われる予定になっています。 大した事ではないのですが隣接区域の畑の作物で収穫前の野菜は前日に取り込んで戴くよう要請が出ています。 万が一のことを考慮しての事でしょうけど「えらいせちがらい世の中になったものだ」と思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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