テーマ:すいか・西瓜・スイカ(24)
カテゴリ:農業,園芸
昨日の米子市は最高気温の全国1だったそうです37.7度 同じ鳥取県で東の鳥取市が37.6度 東西の両横綱といったところでしょうか
先日6日もこの鳥取市で38.4度の日本一を達成! しています。 なんでこんな日本海側が狙われるのでしょうかね・・・・ とはいうもの暑い地方の方は「自分の地方もそのうちである」と思っていらっしゃることでしょう。 <悪玉! フェーン現象> 何回も書きますが中国地方には東西に中国山脈が走っています、これが主原因です。 <NHK教育セミナー地学より>以下は読み飛ばしていいですよ 大気が気流にのって高い山を越える場合を考えてみると、山の風上の上昇気流では水蒸気の凝結により雲が形成され、湿潤断熱減率にしたがって比較的に温度が下がります。 空中に保持しきれなくなった水滴の雨となって抜き取られます。 気流が山頂を越えると今度は下降気流となって山を下るので乾燥断熱減率を逆にたどって温度が上昇し、乾燥した空気が山から吹き降りてきます。 (下図参考) このときの空気の温度は山の風上側よりも高くなっているんですね(図では5度) この現象は太平洋高気圧の勢力が大きくなればなるほど顕著に現れるというからもうお手上げです これだけの知識なら中国山地の標高なんて5~600mくらいなんです。 飛騨山脈(北アルプス連峰)という2000mクラスの山々があるのに富山、石川、福井県の皆さんはどうなんでしょうね? -------------------------------------- 憎き猛暑!が頭から離れず思わず長くなりました 立秋が過ぎていますが露地物のスイカの最盛期になりました。この春の天候不順(日照不足)がたたって1週間ほど成長が遅れたようです。 スイカの花が咲いて交配が行われた頃が7月初旬でした。雨中、曇天での交配でこの頃に集中していました 梅雨が明けた途端に連日の猛暑がやって来ました、そして今でも降雨がありません。 畑に地割れが出てきました。水不足にもなるし、なお恐ろしいことはこの土地が粘土質を含んでいるため水分が無くなると収縮して割れてくるということです。 地中に縦横無尽に走っている根がブツブツに切断されてしまうのですね。 時々は水遣りをしていたのですが、疲れました・・・・・猛暑の中・・・ 遂に奥の手を使う手段を採りました、この畑はもともと水田です。「減反政策」が定着しているので、たまたま畑として使用しているわけですので何時でも入水することは可能です 野菜類によっては水気が欲しいもの、そうでもないものに分かれますが今回は全部が欲しい、欲しいというわけで小さい水路を引いて入水です スイカ、トマト、なす、ピーマン、里芋、ヤーコン、干瓢、大豆等 <大豆に真っ先に>7種類、10m×11列 水は水稲用ですのでジャンジャン流れて豊富ですので遠慮なしでドンドン入水です。 半日ほど入れました、同時にその他の上記の野菜にも・・・・ <今朝の収穫です>2日振りの収穫です・・出荷はしません スイカの収穫は交配から3~40日(気温に左右あり)ですので小さい時に札を立ててそれを目印に収穫するとまず間違いがありません これは7月9日に立て札を立てた(2個あり)という目印です。 スイカは「こだまスイカ」です。糖度計で計ると14度ありましたから上出来です。 が、しかし例年より小型で少量のようですね。普通玉も栽培していますがなかなか大きくならずこれも水不足だったようです。 水遣りの周期、量、追肥時期等 今後の課題だと思いますがこれから数日スイカの収穫に追われます お近くでしたらお分けするのですけどね・・・・ 台風4号がたっぷりと降らせてくれれば大歓迎なんですけどはたして? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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