テーマ:楽天写真館(356072)
カテゴリ:歴史を語る
寒気が出入りを繰り返しわが県には大雪警報が出ています、今年の春の訪れは遅いようですね。
さて先日の続きです、天の真名井でご馳走をいただいて良かった、よかったのつもりだったのですが「古代史」に話をもっていこうと思うますが知識不足ですので・・・そのへんはご容赦を 先日のBLOGをUPしてから我が家の物置をあれこれと探してみました。わずか20年前のことですが思い出はあっても資料はどこかに捨ててしまって・・・・・ 新聞切り抜き、パンフを集め、写真を撮りに出かけたりしたのですがねえ(笑) やっとのことで少し出てきましたのでご披露します、本邦初公開です 前回の訂正もありますのでよろしくお願いします 時は平成3年5月16日(木)の朝刊です 上淀廃寺跡を発掘調査している淀江町教育委員会は寺院の遺構から 「彩色壁画が出土し、現存する仏教壁画としては日本最古の奈良・法隆寺壁画と並ぶ第一級になる」と発表しました ※この地には戦前から「古代の寺が在った」という伝承があって先輩たちは「子供の頃はここの雑種地を遊び場として瓦の残がい、土器の破片なんかを堀り探しては遊んだものだった」 といっていまさら発掘調査だなんて「チャンチャラ可笑しい」と思っていたんだそうです。 それが瓢箪からコマが出たようで、しかも超一級品というから 元弘以来(後醍醐天皇隠岐流布)の一大事が起こったと教委が興奮し、文化人が騒ぎ立てたのもわかります。 神将や菩薩などが鮮やかな色彩で描かれているため法隆寺の「説法図」に似た壁画と推測され、多くの謎に包まれていた上淀廃寺は豪華な装飾壁画で彩られた寺院である事が明らかになった 新聞社記事より <私のスクラップから>当時を報じる新聞記事 <神将とよろい>当時の絵葉書の接写です 壁画もさながら仏像を納める金堂の礎石も発掘されこの図柄、金堂の土台の基礎サイズから法隆寺の説法図の1/2の横72cm、縦86cmと想定されるという。 <壁画再現図>想像に基づいて作成したもので資料館の本堂の仏像の四面の壁に描かれています、とてもきれいでした。 ※想像図でも撮影禁止です、これはパンフを大きく拡大したものです 出雲大社の大神殿跡、荒神谷遺跡・加茂岩倉遺跡の銅剣,銅鐸の発見そしてこの上淀・・・・その背景には大陸との交流が確かにあった事、この時代で寺院で壁画が描かれるという事は珍しいことだったのか日本での壁画の出土はないというがこの壁画の発見でこの地方には有力な豪族が存在した裏付けにはなるでしょうね <独自の文化圏があった> <夕映えの淀江>小説も発刊された 大陸新羅と上淀との間で若い2人の愛が目覚めた ※著者は淀江町出身、高校時代の同級生「江府久志」君の力作です ペンネームです 参考までに 白?の丘展示館 まだまだありますが、このあたりで・・・・ 佐渡島に震度5の地震が起こりました! 津波は大丈夫だそうです・・・・昭和38年頃「新潟地震」がありましたね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[歴史を語る] カテゴリの最新記事
|
|