Day by Day(その日 その日)

2012/03/26(月)07:13

小学校の野菜パーティに参加

農業,園芸(202)

小学校は卒業式も終わって一段落、在校生は数日間はそのまま授業を続けています そんな折、2年生から公民館同好会の「蔬菜の会」に1枚の招待状が届いた はて、卒業式も終えたのに招待とは・・・・  書状には・・・・・昨年の秋半ばのこと「秋冬野菜の栽培授業」を手伝ったことがありましたがその学級2年生から「野菜パーティ」を実施するので「オジサン、オバサンお出かけ下さい」 すでに収穫を終えて畑も寒風に晒されているものと思っていたのですが、この冬の寒波で傷んでしまったらしいがそれでもあの時の(定植)の区切りを付けたいという意味の事も担任から捕捉がしてあった。 会長さんSさんから要請があったので出かけてみました 「野菜パーティ」・・・・・はて、聞いたことがない言葉だと半信半疑であったのだが会員は何がしかの自家用野菜を持参して10人ほど定刻に集まった メニューは「味噌味の豚汁」がメインであった。 さて昨年秋に定植した野菜であるが・・・実際の話、白菜は半分程度の出来、その他大根、カブ等は全くの不作であった そこはさすがに先生は前もって不足分を前日スーパで購入し当日慌てないように用意万端であった 会員の持参野菜も加えてたくさんの具入りの「豚汁」作りに取り掛かった。 授業する生徒は2年生30人、これを6班構成とし5人づつの生徒に2人の会員が先生役であった この献立の作り方に時系列はない、「会員の先生方で自由にやって下さい」という ことであったが出来るだけ子供たちが主体となるように配慮した。 <野菜の説明>S会長の説明を熱心に聞き入る生徒たち 2年生だからまず自宅で包丁を自由勝手に使用する子供たちはまずいない。 刃物は危ないに決まってはいるがだからといって見るだけだという訳にはいかない。 野菜が主体であるのでさほどの技術は不用だのは助かりました エッ大根切りはどうしたかってですか? そうですね確かに腕力が必要ですね。 でも安心して下さい、子供たちの作った大根は小指、白菜はゲンコツ程度のおおきさです でもやはり怖いですね、殆んどの子供が包丁の背がグラグラ、フラフラと横揺れするのです 一人だけに集中せぬようにA君が白菜を切ったらネギはBさんに交代・・・・皆満足そうでありました <実習>2年生はまだ調理実習は年間授業項目にはないという とんとん拍子に作業は進んで炊き上がるまで会員の有志はセロリはサラダつくり。 子供は素直です、私の小学校時代と較べれば数段の違いです。 遊んでいる子供は誰一人いません昔はもっと悪ガキがいつも先生に叱られていたのですがね(笑) <戴きます>これが野菜パーティです  「君も台所でお母さんのお手伝いするの?」「・・・・・僕はあまりしないがお父さんが少し手伝います・・・・」「それは頼もしいお父さんだね」 「オジサンはね60年前にこの小学校で君のお祖父さんと一緒に勉強したんだよ」「ヘエッー・・・・・」   子供たちとの楽しい会話です <閉会>「今日はお手伝いしていただいてありがとうございました」 ちゃんとご挨拶が出来ました 「後片付けは子供たちがやりますから皆さんは校長室にお立ち寄りください」 暫く校長室でお話して帰りました。 何事も経験、体験です、このような過程を経て子供たちは日々成長をしていくのだと思います。 それの少しでもお役に立てたのが小生の今日の収穫でありました  彼岸も済んだというのに何かうすら寒い21日でした

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