カテゴリ:物づくり
公民館祭にもう一つ出展しようと猛暑の中、コツコツと少しずつ組み立てていたものがそろそろ完成に近づきました。
「CW CQマシーン デモ機」 PR用です 巻き戻しは進行線にマウスを持っていき白丸を左にドラッグさせて下さい <意味> CQ CQ CQ こちらは JN4K*Eです どなたかお声掛け下さい、受信します どうぞ! 無応答なら再度 同じことを繰り返します 運よく相手方が出てこられたら他のチャンネルの切り替えて2人で交互にお話をすることになっています。 CQとは一般に不特定多数の方を呼び出す時に使うアマチュア無線専用用語です。 この「CQ呼び出し」はかわるがわるたくさんの方と順次交信するためには必ず必要です。 決められた時間帯に何人とお話しできたか・・・を競うコンテストとなるとなおさらです。 本来ならばその都度、オペレータが「CQ、CQ.....と一連の呼出し」を発せなければなりませんがこの決まりきった「呼出し連呼」を機械にやらせたら楽であろうという横着者な考えなのです 原始的には一度テープレコーダに録音しておいてその都度、スイッチをONすれば その都度、喉を涸らさなくて済むという便利ツールです 以上述べたことは音声で交信するアマチュア無線通信です。 それでは音声以外とは・・・・そうです・・・トンツー信号、一般的にCW(キャリア ウエーブ)と云っていますモールス符号なのです。 いまさら、「モールス通信なんて時代遅れ」と仰るに決まっています。 そのとうりで、モールス符号は過去の遺産なのです(既に商用では使用しなくなりました) ところがアマチュア無線は趣味の世界ですのでどんなに能率が悪かろうが一向に無関係なのです。 長い歴史があり和文、欧文、数字、略符号等それをマスターした人にとっては捨てがたい財産です、これを古くなったからといって法律で禁止することはできません。 趣味の世界で自分たちで長い間、楽しんできたものを奪う権利は誰にもありません。 私たちの世代の無線家はCWしかやらないなんという頑固者もいるくらいなのです。 ついでに云わせてもらえばこのCWは殆んど事前に決まっている用語、略号をアルファベット2~3文字で構成されていますのでこれを知れば外国語を知らなくても交信可能なのです。 例えば TU:ありがとうございました GM,GA,GE:おはようございます、・・・・・こんばんは PSE:どうぞ QRZ:誰か私を呼びましたか? QTH:現在位置はどこですか? BY;さようなら 以下書ききれません・・・・が習わなくても想像が付くのがありますね。 単純に英単語の頭文字をとっているのもたくさんあります そのうえ、混信がなく全世界(まではオーバですが)遠距離まで届くという特徴があります。 トン ツー この短、長2符号の組み合わせで 欧文、和文の一文字を作成しています。 あまり詳しく話すとキリがありませんね 作成したCQマシーンはこのCW用のマシーンです。 このデモ機は現実の使用にはなりませんがPR機として作成しました。 もう既にアマチュア無線が「king of hobby」だなんていっていた時代ではありません。 がしかし通信会社の中継回線を必要とせず送信ー受信間を地球上の電離層を使用してダイレクトに交信できる醍醐味はやってみないと解からないかもしれません。 この通信は何時でもどこにでも何時間通信しても年間300円だというのも魅力の一つです。 このデモ機で一人でも多くアマチュア無線に興味を抱いてくれれば有難いと思っています。 やれやれ、とんでもない方向に話を持って行ったようですね・・・ 最後にモールス通信の実際を紹介しておきます YOU TUBEからお借りしました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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