カテゴリ:物づくり
毎日猛暑が続きます
誰でしたかね今年は冷夏だなんて・・・・ ------------------------ 2週間毎の土曜日は公民館で9時~12時まで「電子工作教室」を行っています 4月より始まり今日で8回目となりました 梅雨明けと同時に30℃を超し昨日から猛暑日「きっと欠席者が多いな」と思いきや? 受講生全員出席!「まあ、ナンタルチア」そうか、我家の冷房よりも公民館の冷房がいいからなあ・・・ 4月~6月は慣れない木工細工で大いに手こずりました 6回目くらいから本命の電子部品の取り付け作業に入っていますがハンダ付けに難渋している状態です <困った>基板がコロコロして上手くハンダ付け出来ないなあ---- -------------------------- いまさら? なんですが毎年この講座は同じメンバーで行ってはいません。 大人は大体決まったメンバーですが子供たちは色々な事情で初参加も多いので自然とそうなります。 いったい、どこが難しいのでしょうか <第3の手>ハンダ付けは右に半田ごて、左に糸ハンダを持って行います。 簡単なようですが、この方法に工夫が要るのです。 --------------------------- 一般の工作で「紙に糊付けしましょう」といったら殆んどの人が行うことでしょうね。 鉛入り半田の融ける温度は183℃と言われていますが銅などの金属と合金を形成する温度は240℃程度と言われています。 何れにしろ高温で火傷もするのですから素手で扱えません しかも電子部品となると小さいものをプリント基板に集結して裏側でハンダを使って配線するのですからなかなか素人では難しい訳です さらに悪い事には、細かい部品が差しこまれたプリント基板がハンダゴテに接触するとガタゴト揺れて不安定となるので固定しておく第3の手が必要となり講座では私どもが持ってやったりするのですが・・・実際は専用の治具が種々販売されています。 <便利ツール>市販品の一部です。使用されている方もいます うまくハンダ付けが出来るようになったらこれは不要なのか?と問われれば 殆んどのアマチュアの方は座右に置いているに違いないと思いますね。 子供たちに「名案はないか」と聞いてみたら2つの提案がでてきました <1.ガムテープで固定させる・・・これは簡単だ!> <2.洗濯バサミを利用する-----ワンタッチで取り外しできるぞ!> ※クドクドと説明していますがもっと上品で簡単なものが百均でありますから驚きです ---------------------------- 面倒くさいとか何とかでそそくさにやったつもりで最終的には「先生、これからどうするのですか?」 見れば、ハンダが他の回路と結合したり、御配線となっています <永井先生> 早くやろうと思っても絶対にダメ、図面を見て、念を入れ一つ一つユックリと時間をかけてやる。 一つの半田付けが出来たら赤鉛筆でその部分の回路図を塗る。 そうしたら、何回かやるうちに自然に上手くなっていくもんだ 子供たちはどう思ったか? 今年のテーマは「マイコン制御 あいさつ人形の製作」で扱う基板は5枚にもなります(正直に云うと程度が上級向けなのですが・・・) 現在2~3枚目に執りかかっていますが先生は「当日の講座で取組んだ基板はその日に仕上げることが、能率のよい上達への早道」と力説します 子供たちにとっては本日は少し耳の痛い授業だったかもしれません しかし、こんなお話しを聞く事で大きなヒントになったのに違いありません <後始末>全員で掃除です、水筒持参で熱中症対策です お昼になって解散したのですが駐車場は燃えるような暑さ、道理で米子は久しぶりに猛暑10傑の5番 38℃の不名誉に与かりました <余談として>あまりに暑いので・・・・ 南東方面からの風が吹くと決まったように米子平野は春~晩夏にかけて気温が上がり、時々日本一となりますこの原因は「大山下ろしのフェーン現象」ではないかと私は思っています。 その証拠にお隣り、松江、安来、倉吉市ではこんな特異現象は起きないのです、反面冬期は北からの寒気を受けて多量の積雪となります(大山周辺だけですが・・・) では、冬期にフェーン現象が起きればいいではないかとお思いでしょうが、寒い時期には残念ながら南風は吹かないのです。 ※鳥取市は地形的に周囲が山に囲まれて西方面が開いているだけですので米子と少し理由が異なります。 ※大山の悪口を云うのはこのくらいにしておきましょうか お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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