Day by Day(その日 その日)

2015/11/01(日)22:30

やっと来た大川改修

農業,園芸(202)

今日から11月、早いものでもう師走も近くなって、月でいったら忙中暇あり月? 10月は好天続きで何かと予定のスケジュールが捗ったのではないでしょうか 自分はこの月の後半、6日間ほど医大で「肝生検」のため入院していました <肝生検>とは お腹に穴をあけ腹膜ー臓器の間に空気2リットルを入れて間隙を作り、その中にビデオカメラを操作して肝臓、胆嚢、脾臓その周辺部の臓器を撮って形状、色調、凹凸等を検査して「今後の治療の参考にする」というものです。 毎月定期検査をして採血結果は正常で安定していますが、(この安定時の肝臓が元気なときに)是非やっておきましょう!」との主治医の説得に負けて? 協力することになりました ーーーーーーーーーーーーーーー ・春先の症状が重症であったために、その傷痕が残っていましたが、正常の範囲ということでこのままの薬を継続しましょうということになりました ーーーーーーーーーーーーーーーー トリカブトがまだ咲いています、次々と咲いては落花して房状の実を付けているようです。 秋の花は随分と長く楽しめますね、きっと外気温の影響でしょうね さて、今回の話題はわが地域の「河川改修中」についてです。 わが地区は大山から流れ出した水系、米子平野の一部の流域にあります。 30年ほどまえに「第二の農業改革」と云われた「圃場整備」が行われて小さな面積の水田が集約されて機械化が可能となって人による「力仕事」「牛馬による作業」から開放された喜びは何物にも変えがたいありがたいものでした。 ・ちなみに第一の農業改革といえば戦後のGHQマッカーサーによる「農地解放」を指します。 その工事の時点で未実施の工程が残っていたのですが諸般の理由でここまで先送りになっていたのです。 「大川改修」とはたいそうな名前ですがこの川は川幅7,8m程度の自然川で圃場整備以前から存在して田畑、雨水、家庭の雑排水を集めて平野部をクネクネと蛇行しながら流れていました。 そのために、大雨が降ると途端に増水して低いところでは定常的に田畑の冠水が起こっていたので耕地整理ではこの川を直線としたのです。 「流域から流れ込んだ水は一気に一級河川の日野川に流そう!」という事でしょうか? その功あってか、毎年起こる氾濫(といった程度でもないのですが)も少しは治まりました。 それもそのはず、水源は約3km上流なのですからね。鬼怒川のような河川ではまったくないのです。 「耕地整理」ではその大川をそそくさでもって作ったのですが30年も経過した此の頃になって河川の拡幅、管理道の追加、環境整備等諸々の要素を含ませてこの改修が行われています。 この改修は既に平成4,5年ごろから改修に入っていましたが河川改修工事は「川下から行う」のが鉄則だそうでやっと私たちの地域まで上ってきたのです、随分と長かったです、予算もあったのでしょうか?。 この川は農業用水ではありません、れっきとした自然川で農業でも利用していたということですので私たち農業者の手出しはまったくありません。 そのためか、行政の工事事前説明の際にはたくさんの方が興味を持って聞きにこられたようです。    ★河川改修は大いに結構だがと前置きして・・・・ 以前同様に魚、トンボ、ニナ、蛍もとび桜を植えて風情ある癒される環境の川を作って欲しいとの要望が出たのです。 「工事完成後の河川周辺の雑草刈りは関係者でやって欲しい」とは行政側のお願いです。 「また、両者ともあんな好き勝手な事、云いやがって」とは私たち農業者の一致した考えでした。   本日はこのあたりで・・・・次回でまたです <ヤマシャクの芽>日照りが続いても芽が出てきた!

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