カテゴリ:物づくり
年中行事の一つで晩秋から早春にかけて「味噌づくり」が各家庭で行われ、子供のころから手伝ってきました。
当時の「味噌繰り機」です。自宅保管してあるのですが、どこにあるのか? WEBより借用させていただきました。 (腕力が付くから)とおだてられてハンドルを回したものです さほどな機械と設備を要しないために当時は自宅でこの作業は行っていましたが昭和50年代頃から「農山村生活改善事業」の一環として校区の中央で「味噌つくり加工場」が完成しました。 敷地、設備等々はJA,行政のお世話になって早速オープンとなって以来、40数年間も延々と代変わりとなっても現在まで継続されています。 味噌づくりが本命ですが、味噌工場の稼働率を上げるため「豆腐つくり」の設備も導入されて愛好者によって季節に関わらず利用されています。 ーーーーーーーーーーーーーー 前置きはこのくらいにして 自宅の予約日が来たので早速出かけてみました。 「味噌づくり工程」をいちいち記述する余裕はありませんのでポイント、ポイントを写してきました。 味噌づくりの「所要時日数は3日間」を要します。 1米とぎ作業 2コウジつくり(48時間) 3仕上げ作業(味噌繰り作業) となりますが、2の設備が4台あるがために、フル稼働で4戸となりますがお互いに協力しながら余裕をもって行うために実際は2~3人(戸)のグループでこの工程を行っています。 この度は、我が家とHAさん宅だったのですが、前回の空席をHAさんが行われてしまったので今回は自宅のみの作業となったので小生が手伝いに出かけたという次第です。 <麹>水切りした洗米を蒸して冷やしたのち麹菌を付ける <2コウジつくり>発酵機で48時間(36度付近) 完了後に規定量の食塩をまぶします <煮豆>煮込みます(圧力釜を利用) 大豆種類は4~5種類使いました(一種類でも可) <冷やす>屋外で一気に寒風で・・・・ <仕上げ工程>米麹+煮豆を上部から少しづつ投入 ミキサー(味噌繰り機)本体は電動式となっていますが複数で行うと能率が向上します 可愛いお助けマンが来てくれました 出来上がった味噌は光の当たらない容器に詰め、薄暗い室で保管します。(夏場に注意) 出し始めは「晩秋ころ」になるのではないでしょうか。 この手作り味噌の特徴は 材料を自分なりの調合が自由にできること 食品添加物を一切使用していないこと ということでしょうかね。 長生きした父も「うまいなあ・・・」が毎朝の口癖だったようです お粗末なレーポートでした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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