カテゴリ:電気講座
前回は夏休み子供電気教室「ラジオ組み立」をUPしました。
今回は、当日は欠席をした孫のために教材を戴いていたので自宅で組み立てを行ったのでそれをレポートします。 ーーーーーーーーーーーーーー よって、今回の講師は私が代役となりました。 「TVの高校野球は消して」じっくりと、慌てることはありません。 今日の我が家は両親はお勤め、妻は定期の病院外来で留守番は小生と、孫の二人となって静かな環境での学習です。 この講座の目的は「モノづくりの楽しみ」を味わうことです。 教材のすべては揃っているし、配線は基盤に回路がプリントされているので昔のような露出配線をすることはありません。 要するに、部品の取り付けの半分はすでに組み立ててあって実際の作業は 抵抗2、コンデンサー4 IC1 トランジスタ1 レシーバ を半田付けすることなのです。 ーーーーーーーーーーーーーーー 基盤に半田をつける(単に半田するといいます)には3つの手を必要とします? 左手に糸半田、右手で半田鏝を持って部品がグラつかないように(基盤が動かないように)ここに所謂第3の手が必要になるわけです その一つの方法として ・ガムテープ、洗濯ハサミ等で代用しますが、今回は専用ジグ(基盤クランパー)を使用しました。 これは私の30年間の愛用品ですが、最近では繊細な作業は面倒くさくなって殆んど休眠なので敢えて使用してみました。 ーーーーーーーーーーーーーーーー この操作は簡単なようでなかなか神経を必要とします。 2,300℃で焼けた半田鏝は熱くて危ないですね、身体のどこにあたっても火傷するし半田鏝そもそもそれ一体が熱源を帯びているので一点を注視していたのでは付近の部品と接触して焼いてしまうという厄介な作業なのです ーーーーーーーーーーーーーー 何回かその他の部品で半田付けの練習をしてそれに取り掛かりました。 この半田付けを最高な仕上げにするのは ・鏝の種類(形状、消費電力) ・鏝の適温 が微妙に影響しますがここではそれに触れません。 ーーーーーーーーーーーーーー なんとか、取り付けが終わりました 電池を入れる前にもう一度配線の点検をしてから、電池を入れて(説明書を見ながら)調整です。 <余談ですが>周波数選択度の問題について 当地のラジオ局は山陰放送900KHZ :NHK米子第一放送;963KHZがあります。 (NHK-FM 民放FMは 今回は省略) ややこしいことにこの2局の周波数がわずか63KHZしかなく、キット程度の回路では混信が発生するのです。 すなわち、出力(送信電力)が強い局のほうが他局に混入するのです。 この混信を解決するために、講師の野口さんが考案された回路が「調整抵抗」になっています。 子供たちはこれを調整して最良点でSETします。 この日」NHKは「高校野球」山陰放送は「音楽の風車」を放送していました。 両方の放送局がお互いに混信がなくなってバッチリOKです ーーーーーーーーーーーーーー ちょうど終わってお片付けするころ、お婆さんも病院から帰ってきたようです。 <追伸>応援ありがとうございました。 春夏連続出場の母校(米子東高校)は8-1で智弁学園に完敗しました。 6回までは両校とも緊張した接戦でしたが1点先行されるや、次回に1点をとり返し、なお一打2点の絶好のチャンスに2者凡退となるも、相手は2死無塁から3点、次回も2死無塁から3点を追加、最後の9回に期待をかけるも簡単に3者凡退でゲームセット。 4時代出場校(大正、昭和、平成、令和)、ともてはやされても実力の差は伝統校といえども如何ともしがたいですね。 アルプス席は「卒業関西県人会、先輩各種団体、後援会バス50台」の大声援でした 猛暑の残暑が続きます。盂蘭盆会、終戦記念日、そして・・・あの御巣鷹山での日航ジャンボ機大惨事・・・・なんという8月は悲哀こもごも何とも形容し難い月ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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