2019/12/03(火)23:24
晩秋の味覚を楽しむ
はや、師走となりましたね。
遅い紅葉を見歩きしていたら、我が家の柿の収穫を忘れていました??
私がまだ若かったころ40代の頃でしょうか? 通販に凝って自宅の雑種地に柿を取り寄せて植えておいたのです。
当時は両親、子供2人、女房との6人家族でしたのでこれが生り始めたら嬉しいなあと思いながら、歳月が経った頃には子供は結婚、両親も他界・・・・食べきれなくなってしまったのです。
通販時の品種を思いつくままあげると
次郎、新秋、早秋、太秋、諫早、甲州百目、筆柿 これが10月初旬からだんだんと収穫に入ることとなり、最初は珍しさが先に立ち近所の方にも「おすそ分け」していました。
自宅にはそれまでに、西日本で圧倒的な富有柿、西条(渋)があってこれで充分だったですがねえ・・・・
その通販柿がだんだんと成長して実をつける頃となってきたのです。
出荷も計画したのですが、それ相当の規格と品質が要求され、粒ぞろいの出荷をするとなれば、日常の管理が大切ということになるので、冬には石灰硫黄合材散布はするものの、あとはノーマークですので良品ができる訳ではありません。
現在は自宅で食する程度を獲ってきては、食べています。
(余談ですが、米子地方では 柿は食べるのではなくて、噛むといいます)
もう既に適期を過ぎた次郎柿、興津を20号をとってきました。
せっかくの折、ですので自宅で採ってきた 5,6種類を並べてみました。
どれが美味いかそうでないかは区別がつきませんね。大別すれば収穫期、糖度、大きさ
が異なる程度でしょうか?
もう、すでにどの品種も最盛期は終わっているということをお含みください。
全品種にそれぞれの特徴があるのですが・・・・長くなりますのでこの興津20号を説明します
見た眼は前面に黒斑がついて・・・・けっして病気、虫の食い跡ではないのですが
生まれつきの、器量が悪いのと採取したら日持ちが悪いという2欠点のため
けっして市場には出回らないのです。
しかし、糖度が20度を下らないという驚異的な代物で「知る人ぞ知る」栽培者だけがしっている、隠し玉です。 収穫は10月下から11月下です。
以下省略しますが、「柿が豊作ならば、医者が青くなる」と言ったのは、まだ日本が貧しかったころの話です。
飽食の現在では、一日 2個程度で抑えておかなければ「糖尿病」になるかも・・・です。
秋の味覚は、多糖果物が多いですね、適当に運動して燃料消化して味覚の秋を楽しみたいですね。