人気上昇中!! 「とりりんりん」
鳥取大学医学部ではこの夏から、外来受診者に対して待ち時間のイライラ解消、予約の電算化を行いました。当学部は「外来待ち時間対策ワーキング」を立ち上げ、このたび、診療受付・呼び出しアプリ「とりりんりん」を独自に開発し、運用を9/25より全診療科でスタートさせています私も早速、10月に登録させていただきました。スマホと診察券を専用コーナに持参すれば1分でINSTしてくださいましたその「とりりんりん」の概要を少しお話しします。<結論は>受付処理の短縮、待ち時間の有効活用(自由時間)ができたということです。従来の一貫した診察の流れを記述すると・・・・退屈ですが読んでみて下さい1.患者は「診察券」で外来自動受付機を通し「受付番号」が発行される。2.採血室に行き、採血受付機で再度「診察券」を入れて「採血受付番号」が発行される。3.順番が来たら呼び出しがあって採血、採尿実施。4.これから先の診察検査の流れは、予約票の記載に従い該当の「検査室」で検査となります。5.検査項目が複数になれば、検査室も複数となります※4.5については予約時間が予め指定されているので、待ち時間は殆どありません。6.一連の検査が終了すれば、自分に該当する「※※※科」の待合室に行って呼び出しの順番をじっと「まだかまだか」と待ち続けやっと呼び出しがあり、主治医との面接、検査の結果報告、処方箋発行です。7.当日の会計を終えて、病院とはお別れして調剤薬局へ行き薬をもらう。というのがいままでのフローですね。どこの医院でも同じ流れになっていると思います ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーさてこのスマホの「とりりんりん」のアイコンを押せば、当日の「受付」ができるのです 「受付番号」が表示されます。 ダメとは知りながら<自宅から>クリックしてみたが・・・・上記1 の予約が構内500m以内であれば(電波が届く範囲以内)どこからでも予約を申し込むことができて、番号が発行されるのです。(シートは出ませんが番号表示のみ)以降は、2~5までは各検査室の受付はその番号で処理されることになります。一番厄介なのが6番の「待合室で待機」なのです。診察順番が電光表示されるのは1~5までで、一人当たり15分としても75分となり、その時間まで「忍」の一字でじっと待機していたのですが、このアプリは「待合室で待機」の要はないのですじゃあ、直ぐ呼んでくれるかといえばそうではありません。この待合室で待機しなくてもよく、呼び出し時間が来れば構内に居ればスマホから「上記」の表示があるのです。「それ、やっと来た」といって飛んでいくことは全くありません。その余裕を見込んで呼んでくれているのですから。やがて10数分ほどすれば、再度「**さんお入りください」と、スマホ、待合室放送も流れて、主治医との診察、本日の検査結果報告となり、待ち時間をより有効的に利用することが出来れるのは嬉しいことです。※このソフトで帰宅時間が短縮されたのではないかとの結果は知りませんが、処理が速くなるので全体的の時間も短縮されたのではなかろうかと思います。私は、この10月以来、2回目の検査受診でしたが、早朝到着後駐車場からの「受付処理」をして指定の検査を受け、待ち時間は、コーヒを飲んで図書喫茶室でパソコンをいじって待ち時間を有効活用しましたしかし、すこし気になることがあるのです私の受診科はさほどでもなかったのですが、ある科では、待合患者で一杯 座る椅子もない程の待ち患者さんなのは一体どうしたことだろうか?と不思議でした。まだまだ、知られていないのかなあ・・・・という反面、院内では「とりりんりん」のポスターが随所に掲示されて 従来の機械「自動受付簿」付近には、専用の職員さんが常時配置されてこのサービス広報、ソフトのINSTもしてくださるのに・・・ もっともっと、利用したらいいのになあと病院を後にしました。私も長年PC派で通したのですが、毎日殆どがTVではスマホの話題に、とうとう根負けして4月にスマホにしたばかりです。 といってもOA作業は殆ど今まで通りPCに向かっています。 田舎に居てさほどニュースなんて気にもならないし、天気だった凡そ長年の経験で分かります。 世の中が便利になればなるほど、負の代償は覚悟しなければならないと思いますね。