昨日の13日に東京都豊島区のJR目白駅で、ホームから転落した40歳代の男性会社員が山手線外回り電車にはねられ、左腕を切断する重傷を負ったという事故があったそうです。 この目白駅では、以前も目の不自由な方がホームから転落して、電車にはねられて死亡したという事故がありました。 目白駅のホームは幅が狭くて、たびたびこのような事故が起こっています。しかもこの駅のそばには学習院大学などの学校がいくつかあって、混雑時にはかなりの人がホームにいます。 ということで、かねてよりホームドアの設置が言われているのですが、なかなか完成しません。実際のところ、ずいぶん前から工事らしきものは行われているようですが、進捗状況は芳しくないようです。 ホームに黒い四角の部分がありますが、ここにホームドアを設置するのだと思いますが、いつまでたってもこの状態が続いています。ちなみにJR東日本によると目白駅は2013年11月にホームドアが完成するそうです。 目白駅のようにたびたびホームから人が転落するような駅は、できるだけ早くホームドアを設置してほしいものです。なお、お隣の大ターミナル駅である池袋駅では、一部にすでにホームドアが設置されています。 たしかに池袋駅では乗降客が多いので、こちらのほうを先に竣工したがるのは分からないでもないですが、池袋駅は沢山の人が利用するからホームの幅が広くて、ホームから人が転落するということはあまり聞いたことがありません。 ホームドアの工事の優先順位を考えると明らかにホームの幅が狭い目白駅のほうを先にするべきだと思います。JR東日本ももっとよく考えてほしいものです。 |