テーマ:箱根旅行(25)
カテゴリ:景色・風景・自然
御嶽山の爆発からずいぶんと日にちが経過しました。山頂付近には未だに救助されない人たちが残っているようですが、山頂には早くも雪が積もって、年内の捜索活動は終了してしまいました。 未だ見つかっていない人のご家族にとっては、やりきれない年末年始を迎えるとなってしまい、本当にお気の毒だと思います。 さて、今回の御嶽山の噴火により、周辺の火山も活動を開始するのではないかとも言われているようで、いささか不安になってきました。 すぐに思い浮かんだのは、御嶽山から距離的にわりと近くにある富士山です。もし、富士山が噴火したらえらいことになるなと思います。 というのも、来週の週末、つまり10月の25日~26日にかけて、僕は大学時代の友人たちと箱根に行くことになっており、もし富士山が活動し始めたら箱根には行けないだろう・・・ ・・・と思っていましたが、日本で注意しなければならない47の火山のなかに「箱根山」というのがあるではありませんか! そう言われれば箱根はその全体が箱根山という火山だったことを忘れていました。箱根というと行楽地というイメージがあるばかりで、火山という感覚は無かったですね。 たしかに大涌谷には今でも煙が噴き出しているので、火山の一部であることは間違いありません。 上のイラストは箱根山全体を上から見た図で、中央やや左にある水色の部分は芦ノ湖です。また、右側に少しだけある水色の部分は相模湾です。 この図を見ていただけると分かると思いますが、箱根はもともとは巨大な火山で、爆発によりマグマが噴出して山の中央部分が空洞となり、その部分が陥没して、まわりに元の巨大火山の裾野が外輪山として残っているというものです。 九州の阿蘇山ほどではないにしても、箱根山が巨大な火山だったことがわかります。もし、箱根に旅行中に箱根山が噴火するようなことになったら、大変なことになってしまいます。 地球の活動はダイナミックで、われわれ人間なんて小さなもので、火山が噴火したら逃げるよりほかにありません。 まさか、噴火するようなことは無いとは思いますが、噴火が予知できない以上、噴火の可能性はあるわけで、自分勝手な考えですが、せめて僕らが旅行中の間は、箱根山におとなしくしていてほしいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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