テーマ:地球生命体(577)
カテゴリ:景色・風景・自然
今から100万年前~30万年前ごろ中国南部やベトナム、インドあたりに生息していたと思われる史上最大の霊長類がいたそうです。 この霊長類は名前をギガントピテクスとされており、身長は3メートル以上、体重は500キログラム以上あったそうです。 この巨大霊長類ですが、われわれの祖先とは別の種類になるそうで、なぜ滅んでしまったのかはよく分かっていませんが、おそらく食料不足によるものだとされています。 つまり、個体が巨大になるということは、ある意味では生存競争に有利ではあるのですが、いかんせん、その巨体を維持するためにたくさんの食料を確保する必要があります。 そのため、ちょっとした気候の変動で食料が乏しくなると、とたんに絶滅の危機が訪れるということのようです。 なお、このギガントピテクスですが、化石が下あごと歯しか出てきておらず、その全体像や生活様式などはよく分からないのですが、化石の歯を見る限り、草食系だったのではないかと推察されています。 中国南部で草食系ということは、あのジャイアントパンダと同じようなものかと思われます。 食糧不足に際し、竹を食べることで生存することに成功したジャイアントパンダですが、ギガントピテクスはうまく適応できなかったのでしょうね。 それにしても滅んでしまったから言うのもなんなのですが、もし、この巨大な霊長類が現代人と同じような高度な頭脳を持っていたとしたら、ちょっと怖いですね。 おそらく、腕力などは、われわれと比較にならないでしょうから、彼らの種族が地球を支配することになった可能性が高いような気がします。 地球上には、たくさんの生物が誕生し、そして滅んでいきました。われわれ人類も滅びないように気をつけないといけませんが、すぐ近くの半島の北の方には、よく分かっていない若い指導者がいるようで、困ったものですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[景色・風景・自然] カテゴリの最新記事
|
|