ヒロくんの気ままな報告

2021/04/17(土)18:20

永六輔 著「大往生」を読んで・・・

読書(190)

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、働き方も変更を余儀なくされてきた日本のサラリーマンたちです。 働き方の変更と言えば、時差出勤と在宅勤務ですが、ヒロくんの勤務先でも新型コロナウイルス感染の関係で、昨年から時差出勤と在宅勤務が続いています。 ヒロくんは、勤務先からの帰りの電車のなかで読書をするのですが、在宅勤務が増えると会社に行かないので読書時間も減ってきました。 そんななか、今回ご紹介するのは永六輔さんの「大往生」という書籍です。 この本は発売当時は大ベストセラーになったもので、本の題名を記憶されている方も多いのではないかと思います。 この本に目が留まったのは、ヒロくんも今年で仕事からリタイアする予定で、また人間ドックでいろいろと指摘されたり、もともと腎臓病を抱えていることもあり、そろそろ終活を意識せざるを得ない心境になってきたことがあります。 誰でも確実に死は訪れるわけですから、あまりにもみっともない死に方はできないなと思っていて、この本を読んでみました。 本の内容は「老い」「病い」「死」「仲間」「父」の5章からなっており、そのうち「老い」「病い」「死」の各章では いろいろな無名の人たちの言葉を集めて紹介しています。 そして「仲間」「父」では、座談会の様子が書かれており、「父」の章では、死期が迫ったお父さんを思う永六輔さんの俳句がおさめられています。 著者の永六輔さんがこの本を書いたのは1994年ですが、その永さんは2016年に亡くなっています。 永さんのように大往生できれば良いのですが、どうなるでしょうか。 ともかく自分が生きてきた人生を良かったものだと思えるようであってほしいと思っています。

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