カテゴリ:政治・経済
安倍前総理が残り約1年の任期を残し自身の病気を理由に退任し、昨年に急きょ行われた自民党の総裁選挙では、当時官房長官だった菅氏が圧勝しました。
発足当時は内閣支持率も高かった菅内閣ですが、新型コロナウイルス対策が国民に納得できるものではなかったこともあり、急速に支持を失い、ついには次期総裁選に出馬しないことになりました。 菅氏が出馬する意向だった当時から総裁選に出馬することを表明していた岸田前政調会長ですが、その後に菅氏が出馬しないことになって、新たに3人が総裁選に出ることになりました。 その3人とは、河野規制改革相、高市前総務相、野田幹事長代行で、岸田氏を含めて4人が争うことになりました。 岸田氏は派閥の岸田派を率いていて、岸田派は全面的に岸田氏を応援するそうですが、それは当然と言えば当然ですね。 なお、岸田氏は党役員の任期の制限を打ち出したことにより、国民からは賛成されたようですが党内における長老たちからは反発されてしまったかもしれません。 河野氏は、麻生派に属しているそうですが、派閥の長である麻生氏から全面的な支持を受けていないことが気になります。 高市氏は、安倍前総理の指示を受け、アベノミクスを継承してサナエノミクスを提唱していますが、アベノミクスそのものはあまりうまくいっていないと思われます。 また、野田氏については、総裁選の立候補に必要な推薦人の20人を集めるのに苦労していたようで、20人を集めることに四苦八苦しているようでは当選は難しいのではないかと思います。 自民党総裁に就任するということは、日本国の総理大臣になるということとイコールですから、誰が総理になっても、しっかりとしたコロナ対策を実施してほしいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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