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テーマ:読書(5546)
カテゴリ:読書
昨年10月末をもってサラリーマンを卒業しましたが、在職中は通勤電車の中で読書をしていました。
通勤しなくなって自宅で読書をする時間が増えるかと思っていたものの、なかなか本を読むことが出来ず、すっかり読書から離れてしまいました。 今後は何とか時間を作って、読書にもいそしみたいと思っていますが、今回の本はまだ在職中に読んだもので、ご紹介するのを失念していたもので「銀行仕置人」というものです。 ![]() 作者は、池井戸潤で、この人の代表作としてはテレビでも大ヒットした「半沢直樹」がありますね。 さて、この本のタイトルに「銀行」の2文字があるように、この小説は銀行を舞台にしたものです。 そのストーリーですが、関東シティ銀行という名の架空の銀行に勤めるやり手の黒部次長は、500億円という巨額の融資案件を担当します。 融資先の経営状態やその経営者に不審な点があったのですが、立花常務の推薦もあって、500億円融資の稟議を申請して、それが認可されます。 ところが、黒部が懸念した通り、この融資は焦げ付いてしまい、黒部は閑職に追いやられてしまいます。 そんな境遇に置かれた黒部ですが、人事部長の英(はなぶさ)の指示のもと、立花常務の不正を暴くことになります。 銀行幹部と取引先の癒着、闇金融業者の暗躍など、さすがに面白い内容でした。 この小説の黒部は、テレビドラマの半沢直樹を思わせるような活躍で、ぐいぐいと小説の中に引きずり込まれ、とても面白い内容でした。
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こんにちは。
池井戸潤さんの小説は元銀行員だけに 金融機関や行内の話しは詳しく面白いですね。 結構読んでいましたが 「銀行仕置人」は読んでいません。 通勤途中の車内読書でしたから、 今はほとんど本は読みません、 (2022年01月15日 15時47分02秒) |
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