テーマ:おいしい日本酒(1072)
カテゴリ:ドリンク(酒)
このところの東京では初夏を思わせる陽気の日があったり、その一方で肌寒い日があったりと気温差が大きな日があります。
5月の暖かさになってくるとインフルエンザは沈静化するのですが、新型コロナウイルスは季節に関係なく感染するので困りますね。 コロナに感染しても特効薬があって、死に至ることが無くなればよいのですが、早くそんな薬を開発してもらいたいものです。 さて、そんななか今回ご紹介するのは「天上夢幻」というなの旨口特別純米です。 このお酒は宮城県加美郡加美町にある株式会社中勇酒造店というところで造られています。 創業は明治39年ということですから、日本酒の酒蔵としては比較的新しいですね。 なお、その中勇酒造店ですが、昭和16年頃に太平洋戦争による米不足と二代目の急逝があり、一時廃業に追い込まれたそうです。 その後、復活して酒造りを続け、昭和50年に「天の上で夢か幻を見ているかのような味わい」の酒だと言われ「天上夢幻」という銘柄が誕生したそうです。 なお、中勇酒造店では、お水は奥羽山系伏流水を使い、すべてのお酒を大吟醸と同じ手間暇をかけて醸すこととしており、完成後は低温貯蔵することにしているそうです。 さて、常温でそのままいただきましたが、ワイングラスで美味しい日本酒アワード2021年で金賞を受賞したとのことで、ほのかに良い吟醸香があります。 香りもよいですが、純米酒ならではのお米の風味を感じさせるコクのある味わいで、やや甘口の美味しいお酒です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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