テーマ:読書(8205)
カテゴリ:読書
大学に入学して最初の健康診断で尿タンパクを指摘され、さらに精密な検査が必要となり、その結果、腎臓病であることが判明しました。
それ以来、かれこれ47~48年にわたり腎臓病と付き合う生活をしています。若いころは40歳代になったら人工透析になるかもしれないと言われました。 でも、幸いにして、今に至るまで人工透析にはならずに生活を送ることができています。 腎臓病を指摘されてからは、腎臓病に関するいろいろな本を読みましたが、今回の本もそのひとつとなります。 自治医科大学教授の黒尾 誠氏が執筆した「腎臓が寿命を決める」という書物ですが、簡単に言えば「リン」という物質が問題だということです。 つまり、人間をはじめ脊椎動物は「リン」と「カルシウム」で造られる丈夫な骨を手に入れるために「リン」を体に取り入れることにしました。 その「リン」は人体に必要な物質なのですが、取りすぎると体に悪影響を与えるので、必要量以上の「リン」は腎臓から排泄される仕組みになっています。 必要以上の「リン」を取ってしまうと腎臓がフル回転しなければならず、そのために腎臓が疲れてしまって「リン」を排泄できないようになると寿命が尽きるということのようです。 従って、腎臓を守るためには必要以上に「リン」を取らないことにするのが肝要だとのことになります。 ちなみに「リン」は、多くの食物に含まれているのですが、特に加工食品、つまりソーセージやハム、ベーコン、またスナック菓子、ジャンクフード、スーパーやコンビニで売られているお惣菜などに多く含まれているとのことです。 ということは、これらの食品を食べても良いですが、食べ過ぎないようにするのが良いらしいです。 なお、お酒が好きなヒロくんですが、実は甘いものも好きで特にチョコレートをよく食べています。 ところが、チョコレートにも「リン」が多く含まれているとのことで、これからはチョコレートもあまり食べないようにしたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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